楽天カード株式会社を名乗る不審なメールが出回っています
今回は楽天カード株式会社を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【お知らせ】今月のご請求金額とお支払い金額調整サービスのご案内(2023/5/25)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【お知らせ】今月のご請求金額とお支払い金額調整サービスのご案内(2023/5/25)
楽天カードアプリ(リンク) | 楽天e-NAVI(リンク)
今月のご請求金額と お支払い金額調整サービスのご案内
いつも楽天カードをご利用いただきありがとうございます。
本メールは、当月のご請求金額が過去平均より多くなった会員様へお送りしております。
入会後初めてのご請求となる会員様にもお送りしております。ご請求金額を確認する(リンク)
3つのサービスのご案内
楽天カードでは、以下のサービスを使って、お支払い金額の調整が可能です。
ポイントで
支払い利用する(リンク)
あとから
分割払い利用する(リンク)
あとから
リボ払い利用する(リンク)
お支払い回数を固定したい時は分割払い
お支払い金額変更受付期間にショッピング1回払いご利用分をあとから分割払いに変更できるサービスです。3〜36回の中から、ご希望のお支払い回数を指定いただけます。
※分割払いには包括信用購入あつせんの手数料(分割払い手数料)がかかります。
お支払回数と金額を自由に調整したい時はリボ払い
お支払い金額変更受付期間に1回払い・分割2回払い・ボーナス1回払いのご利用分をあとからリボ払いに変更できるサービスです。お支払いコースは、いつでも自由に変更することができます。
リボお支払いコース変更(リンク)
返済シミュレーション
※1 各回数の支払い金額は一例となります。
※リボ払いには包括信用購入あつせんの手数料(実質年率15.00%)(リボ払い手数料)がかかります。楽天カードは、常時さまざまなキャンペーンを行っております。ぜひご確認ください。
キャンペーン一覧はこちら!(リンク)
楽天カード会員様へお得なお知らせ
- 弊社からのメールを希望されない会員様へも重要なお知らせとしてお送りしております。誠に勝手ながらこのお知らせメールの配信停止はいたしかねますので、何とぞご了承ください。
- メールアドレスの変更は、楽天e-NAVI(リンク)よりお手続きください。
本メールアドレスは配信専用のため、お問い合わせの際はお客様サポート(リンク)をご確認ください。
発行元:楽天カード株式会社(リンク)
楽天カードアプリ
ご利用額をいつでもどこでも確認
指紋認証ログインで安心・便利
ポイントが使える・貯まる
転記終了
怪しいポイント① 楽天を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。
用事がないはずですからね。
これがまだ営業メールならわかりますが、内容を見てみるとそうした内容でもありません。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
これも気持ち悪く、怪しく感じるポイントになります。
そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
楽天ほどの大企業がこうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。
まず最初の怪しいポイントはこうした内容となりました。
怪しいポイント② 会員に送付しているという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「本メールは、当月のご請求金額が過去平均より多くなった会員様へお送りしております。」
会員向けに送っている、そんなことが書かれていますね。
しかし、これは嘘です。
なぜなら私は会員ではないからです。
上でも書いた通り、私は楽天のサービスを利用しておらず、会員登録もしていないので会員ではありません。
それなのに会員様にお送りしていますと書かれていますね。
これはおかしいでしょう。
私は会員ではないのですから、メールに嘘を書いていることになってしまいます。
会員ではない人に送りつけているわけですからね。
怪しいポイントの2点目は、メールの内容が嘘ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.楽天を利用していない
2.会員向けに送信しているといっているが私は会員ではない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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