株式会社エポスカードを名乗る「【重要なお知らせ】エポスアカウントご利用確認」にご注意を

エポスカードメール 注意喚起

株式会社エポスカードを名乗る不審なメールが出回っています

今回は株式会社エポスカードを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【重要なお知らせ】エポスアカウントご利用確認」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきましょう。

転記開始

件名:【重要なお知らせ】エポスアカウントご利用確認

日頃よりエポスをご愛顧賜り誠にありがとうございます。

 

エポスNetでは、会員皆さまのご利用内容について、第三者による不正利用が発生していないかどうかのモニタリングを行っております。

本メールは、現在お客様がお持ちのアカウントのご利用内容について、第三者により不正利用された可能性が高いと、弊社の不正利用検知システムにより判断いたしましたので、緊急でお送りさせていただいております。

アカウントのご利用内容について、至急確認したいことがございますので、下記リンクをアクセスし、ご確認をいただきますようお願いいたします。

 

▼アカウントのご利用確認のお知らせについてはこちら(リンク)

 

なお、ご契約のアカウントは、第三者による不正使用の可能性が高いため、既にアカウントのご利用を一旦停止する対応をとらせていただいております。

ご不便とご心配をお掛けしますが、何とぞご理解をいただきますようお願い申し上げます。
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このメールは、エポスNetにご登録されたかたへ送信させていただいております。
本件にお心当たりがないかたは、お手数ですが下記までご連絡をお願いいたします。
エポスカスタマーセンター(9:30~18:00)
東京 03-3383-0101

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株式会社 エポスカード
東京都中野区中野4-3-2

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Copyright All Right Reserved. Epos Card Co., Ltd.

転記終了



怪しいポイント① エポスカードを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はエポスカードを利用していません。

利用していないカード会社からこうしてメールが送られてきているということになるんですよね。

これはちょっとおかしい。

利用していないのですから、送られてくるいわれがありません。

利用していないということは、利用登録をしたことがないということになります。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていないんですよね。

それなのにメールアドレスを知っている。

これは怪しく感じると共に、気持ち悪くも感じるポイントになりました。

そもそもメールアドレスを教えていないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一のカード会社ですから、こんな方法でメールアドレスを取得することなんてしないと思いますけどね。

最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないアカウントが不正利用されたという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「本メールは、現在お客様がお持ちのアカウントのご利用内容について、第三者により不正利用された可能性が高いと、弊社の不正利用検知システムにより判断いたしましたので、緊急でお送りさせていただいております。」

アカウントの利用内容について、不正利用された可能性があるという内容でした。

しかしこれはおかしなことです。

上でも書きましたが、私はこちらのカード会社を利用していません。

利用登録もしたことがないことから、アカウントそのものが物理的に存在していないんですよね。

そんな存在しないアカウントが不正に利用されるわけがありません。

そもそも存在していないのですから、利用自体ができないはずです。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



 

怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは、3つありました。

1.利用していないカード会社からのメールだった

2.存在しないアカウントが不正利用されたというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントとなっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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