JCBを名乗る不審なメールが出回っています
今回はJCBを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【JCBード会員サービス】利用のお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではまずメール本文をご覧ください。
転記開始
件名:【JCBード会員サービス】利用のお知らせ
【重要】JCB株式会社から緊急のご連絡
【重要】カスタマセンターからのご案内
【MyJCBカード】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。■ご利用確認はこちらから(リンク)
弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、
大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
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株式会社ジェーシービー━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者■株式会社ジェーシービー
東京都港区南青山5-1-22
──────────────────────────────────Copyright c 2021 JCB Inc. All rights reserved
発行元:JCB株式会社
転記終了
怪しいポイント① JCBのサービスを利用していない
ここからは、このメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はJCBのサービスを利用していません。
サービスを利用していないのに、こうしたメールが送られてくることはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、登録もしたことがないということです。
故に、メールアドレスを教えたことがありません。
ではなぜ、メールアドレスを知っているのでしょうか?
登録もしていないのに知っているのは・・・恐ろしいことです。
本物だとしたら、えらい騒ぎになりそうな案件です。
怪しいポイント② 存在しないカードに制限がかかるという内容
怪しいポイント①にも関係してくることなのですが、メール本文に注目してみます。
メールでは「カードの利用を一時制限した」ということが書かれています。
私はサービスそのものを登録もしていませんし、利用もしていません。
ということは、物理的にカードが存在していません。
その存在しないカードについて、制限を設けるというのがメールの内容。
すごいですね、存在しないカードに対して、使用制限が掛けられるらしいです。
仮にそんなことができたとして、誰が困るんでしょうね?(笑)
怪しいポイント③ リンク先URLが本物と違う
怪しいポイントの3つ目として、メール本文に貼付されている「リンク先URL」に注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
いくら本物を装ったとしても、URLまではコピーすることができないんですよね。
そこで、リンク先URLと、本物のURLを比較してみることにしました。
すると、まったく違うことが判明!!
これはもう、偽物と断じてしまってもいいかもしれませんね。
怪しいポイントまとめ
それでは、今回のメールのまとめに入ります。
怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスのメールだった
2.存在しないカードに制限をかけるという内容だった
3.リンク先URLが公式のものと違った
どれをとっても本物ではありえないような内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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