JCBを名乗る不審なメールが出回っています
今回はJCBを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「本人確認手続専用をご連絡いたします」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:本人確認手続専用をご連絡いたします
※JCBカードをご利用のお客さま
本人確認手続専用のURLをご連絡いたします。
引き続き下記URLより必要事項の入力をお願いいたします。▼MyJCBサービス停止スケジュールのご案内はこちら(リンク)
- ご案内している内容について、お持ちのカードによっては一部
利用できない場合があります。利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい▼ご利用確認はこちら(リンク)
弊社は、インターネット上の不正行為の防止?抑制の観点からサイトとしての信頼性?正当性を高めるため、
▼MyJCBログインはこちら(リンク)
※メールを受け取ったお客さま専用のページです。ほかのお客さまはご利用いただけません。
————————————-
本メールがご自身宛でない場合、他の方が誤って同じメールアドレスを登録したものと考えられます。
お心当たりのない方は、お手数ですがメール本文を削除くださいますようお願いいたします。
————————————-※ ほんにん本人かくにん確認のために、ユーザーID、とーろく登録メールアドレス、カードばんごー番号などのじょーほー情報をよーい用意してください。
※本メールへの返信によるご質問にはご回答できません。
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■発行者
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株式会社ジェーシービー
東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア 〒107-8686
※本メールは送信専用です。
お問い合わせは上のURLの、専用フォームよりお願いします
※JCBカードをご利用のお客さま
転記終了
怪しいポイント① JCBのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はJCBのサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということです。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録をしたことがないことも含んでいまして。
そこで問題になってくるのが、なぜ先方がメールアドレスを知っているのか?ということです。
私は教えたことが一切ないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを入手したということになるんですよね。
非常に気持ち悪いとともに、怪しく感じるところでもあります。
そもそも信用第一であるカード会社が、こんなやり方でメールアドレスを入手すると思いますか?
しませんよね、普通に。
怪しいポイントの1つ目はこうした内容となりました。
怪しいポイント② 日本語がおかしい、ふざけているレベル(笑)
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文を見てみると、これは遊んでるのか?と思うほどひどい文章があります(笑)
「※ ほんにん本人かくにん確認のために、ユーザーID、とーろく登録メールアドレス、カードばんごー番号などのじょーほー情報をよーい用意してください。」
もうね、笑ってしまいますよね(笑)
じょーほー、よーい、ばんごー、とーろく などなど。
子供が書いたの?ってくらい雑な文章。
ビジネスシーンとしてもあり得ませんが、そもそも日本語不慣れすぎでは?と思ってしまうレベルです。
間違えたとか、誤変換だとかそんなレベルではありません。
情報は「じょうほう」であり「じょーほー」ではないのです( *´艸`)
これ作ったの日本人じゃないでしょ。
そして翻訳していたとしてもひどすぎるでしょ。
会社の書く文章ではありません。
怪しいポイントの2点目は、こうした日本語のおかしさとなりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットの仕様であり、全世界共通のルールとなっています。
そこで、この法則を利用してリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
やり方は、それぞれのURLを比較してみるだけ。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているはずですからね。
比較してみた結果、これらが違っていることが判明。
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.メール本文の日本語が明らかにおかしい
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとってもでたらめなメールとなっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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