AmazonPrimeを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonPrimeを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「Prime会員特典のご利用ができなくなります。」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:Prime会員特典のご利用ができなくなります。
プライムをご利用いただきありがとうございます。 Primeの会費のお支払いにご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため Primeの会費(税込510円) をご請求することができませんでした。 現在、ᴀmazonプライム会員の特典はご利用いただけません。 3日以内にお支払方法を更新いただけない場合は、 お客様のᴀmazonプライム会員資格はキャンセルされます。 引き続きᴀmazonプライムの特典をご利用されたい場合、 お支払い方法を更新するには、以下のリンクをクリックしてください。
更新した場合はこのメールを無視してください。
会員 ログイン (リンク)
注意
確認には最大48時間(場合によってはそれ以上)かかることがあります。
お使いの携帯電話が当社のウェブサイトにアクセスできない場合は、「ブラウザで開く」を選択してください。
このメールは、受信メールを受け入れることができない通知専用アドレスから送信されました。このメッセージには返信しないでください。
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
この間、登録しているメールアドレスには「本物のAmazon」からメールが送られてきています。
どちらが本当のAmazonかは、分かりますよね。
そもそも登録していないメールアドレスということで、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
天下のAmazonがそんな方法でメールアドレスを取得することはしないと思いますけどね。
個人情報がこれだけうるさくなっている現在ですから・・・。
最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② AmazonPrimeの資格がキャンセルされるという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。
メール本文ではこんなことが書かれていました。
「3日以内にお支払方法を更新いただけない場合は、 お客様のᴀmazonプライム会員資格はキャンセルされます。」
3日以内に支払いをしないと、会員資格を失う。
そんなことが書かれていますね。
そこで、これが本当かどうかを確認してみたいと思います。
3日以上放置してから、会員資格がどうなるか?という検証。
3日以上放置後、確認してみると、AmazonPrimeの会員資格は失効していませんでした。
この結果、このメールに書かれていることが起きないということがわかりました。
いけませんよねぇ、こうして嘘を書いてしまっては。
怪しいポイントの2点目は、こうした事実と異なることが書かれているということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこでこの仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているはずですからね。
2つのURLを比較してみた結果、これらが全く違っていることが判明。
これは決定的なポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれていることが起きない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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