Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【Amazon】注文状況が制限されました」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それでは、メール本文です。
転記開始
件名:【Amazon】注文状況が制限されました
お客様のamazonアカウントを調査させていただいております。アカウントにログインして画面の指示に従うことで、アカウントの制限状態を解除していただけます。
下记URLよりアカウント注文情報をご確認または変更。
[注文番号] 552731-20210508-155
[店舗受付日時] 2021/05/08
[お支払い方法] クレジットカード決済ご確認はこちらから:リンク
Amazon.co.jpのまたのご利用をお待ちしております。
© 1996-2021, Amazon.com, Inc. or its affiliates
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスでした。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
この間も、本物のAmazonからは登録しているメールアドレスにメールが送られてきています。
なぜ違うメールアドレスを知っているのか?
どこで入手したのか?
本物のAmazonであるとすれば、それを聞いてみたいところです。
怪しいポイント② 日本語がおかしい
怪しいポイントの2つ目として、日本語での表現のおかしさが挙げられます。
件名を見てみましょう。
「【Amazon】注文状況が制限されました」
となっています。
注文状況が制限されましたって意味わかります?
注文が制限されました、ならまだわかりますが、状況が制限されるという表現は日本語としておかしいです。
状況はその時の状態を指す言葉であり、制限されたのであれば制限された状態が注文状況となるわけです。
この件名からして、日本語の使い方に対し違和感を感じざるを得ませんでした。
怪しいポイント③ リンク先URLが本物と違う
怪しいポイントの3つ目として、メールに貼付されているリンク先のURLに注目したいと思います。
サイトのURLというのは、世界に二つと同じものが存在していません。
どんなにまねしようと思っても、サイトのURLまでコピーはできないんですよね。
リンク先のURLを確認してみたところ、Amazonの公式サイトのURLとは違うことがわかりました。
これはもう決定的ですね。
このメールは限りなく偽物に近いといってもいいでしょう。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入ります。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.日本語がおかしい
3.リンク先URLが本物のAmazonと異なる
どれをみても怪しいと思うポイントでした。
リンクはクリック(タップ)しない!
この手のメールは、メール内に貼付しているリンク先に誘導し、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
なので、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができます。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!
これを徹底したいところですね。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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