蒼き狼~地果て海尽きるまで~
今回は映画のお話を一つ。
日本とモンゴル共作となった作品。
蒼き狼~地果て海尽きるまで~
モンゴルのお話をモンゴルの舞台で日本の俳優陣で映画化したのが本作。
当時モンゴルとの共作ということで話題になったものです。
公開は2007年。
今から15年ほど前の作品となりますね。
当時のモンゴルといえば、大相撲界を席巻していた横綱朝青龍関や現横綱の白鵬関が活躍していたころ。
そんなこともあって、日本とモンゴルの関係も急接近していた、そんな背景もありました。
映画概要
タイトル:蒼き狼~地果て海尽きるまで~
ジャンル:歴史
製 作:日本、モンゴル
監 督:澤井信一郎
脚 本:中島丈博、丸山昇一
主 演:反町隆史
出 演:菊川怜、若村麻由美、袴田吉彦、野村祐人、松山ケンイチ、平山祐介、保阪尚希、津川雅彦 他
音 楽:岩代太郎
公 開:2007年3月3日
主演は現在相棒などでも活躍している反町隆史さん。
脇を菊川怜さん、若村麻由美さん、松山ケンイチさん、保阪尚希さん、津川雅彦さんが固めています。
「アパホテル」で時の人となった袴田吉彦さんの名前も見えますね。
中々豪華な俳優陣での映画作品となっています。
モンゴルの英雄「チンギス・ハーン」の映画
本作の主人公となるのは、モンゴル帝国時代の英雄「チンギス・ハーン」。
モンゴル史上最高の英雄ともいわれる人物ですね。
歴史の授業でも習いますし、日本人でも知らない人はいないのではないかというくらい有名な人物。
ただ、その生涯を知っているか?と言われると微妙なところがあります。
そうしたところを補完してくれる映画とも言えますね。
あらすじ
史上最大の帝国を築いた男「チンギス・ハーン」人は彼を“蒼き狼”と呼んだ。
部族間の闘争が繰り返され、闘いに敗れれば男は殺され、女は略奪されていた12世紀末のモンゴル。
モンゴル部族の長の息子として生まれ、彼らの始祖“蒼き狼”の生まれ変わりと言われたテンジム(後のチンギス・ハーン)。
自らの出生の秘密にまつわる苦悩、同じ宿命を背負った息子への愛と憎しみ、生涯の友情を誓ったと元の対立と裏切り、略奪された妻との愛するが故の葛藤、そして巡りあったもう一つの愛-
歴史に秘められた英雄の素顔が、今解き明かされる!
馬文化のモンゴル
チンギス・ハーンの時代から、モンゴルの騎兵は世界最強と言われてきました。
そんなこともあってか、モンゴル=馬なんてイメージもあったりしますよね。
私もこうしたイメージを持っております。
モンゴルといえば騎兵。
映画でもそれが再現されており、たくさんの馬が出てきます。
馬に乗る訓練まで含め、相当撮影は大変だったのではないかと思います。
動物ってなかなか人間の思うように動いてくれなかったりしますからね・・・。
撮影には2万人のエキストラも!
広大なモンゴルをテーマに、その隆盛を描く映画。
中にはたくさんの人々が参加するようなカットもありましてね。
そこではなんと2万人ものエキストラが参加していたとか。
すごい数。
映画はこうした場面ですごいなあと思います。
テレビドラマなどではこうした大掛かりなことはきっとでないでしょう。
CGとかならまだしも。
即位式の場面となるのですが、壮観なモンゴル軍兵士が集う様は一見の価値ありです!
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