映画「GOEMON」(2009年)

GOEMON 歴史

映画「GOEMON」

趣味というのも、人それぞれ色んなものがあると思います。

私もいくつか趣味を持っていまして、その一つが「映画鑑賞」となっているんですよね~。

今回はそんな映画のお話を一つ。

2009年公開となりました「GOEMON」という映画!

江口洋介さんが主演を務めた映画となっており、豪華俳優陣が出演していることでも知られた話題作でありました。

監督は紀里谷監督がメガホンを取り、全体的にCGをかなり使っている作品。

迫力ある映像と、新しい歴史の見解を見ることができる日本の戦国時代を描いた作品です。

 

 

映画概要

タイトル:GOEMON

ジャンル:歴史

製  作:日本

監  督:紀里谷和明

脚  本:紀里谷和明 瀧田哲郎

主  演:江口洋介

出  演:大沢たかお、広末涼子、ゴリ(ガレッジセール)、要潤、玉山鉄二、佐藤江梨子、鶴田真由、りょう、佐藤健、小向文世、六平直政、寺島進、奥田英二 他

音  楽:松本晃彦

公  開:2009年5月1日

 

出演俳優さんを見てみると、有名どころの俳優さんが多数出演しています。

当時若手俳優として注目を集め始めていた要潤さん、佐藤健さん、玉山鉄二さんらも出演。

その後俳優として確固たる地位を築いて行った俳優さんの若き日の姿を見ることができます。



あらすじ

天下の大泥棒か、天下を変えたヒーローか。

信長の意志を継ぎし者-石川五右衛門。

戦乱の世を止められるのは、お前しかいない。

伝説の大泥棒、石川五右衛門。

ある夜、彼が盗み出した箱には、信長暗殺の首謀者が秀吉であった事実が封印されていた。

その秘密が暴かれたとき、過去が再び動き出す。

霧隠才蔵との友情や、茶々との秘めた恋。

そして、秀吉、三成、家康との時代を巡る壮絶な物語が幕を開ける。

 

主人公は天下の大泥棒「石川五右衛門」!

今回の映画の主人公は、戦国時代に実在されたと言われている天下の大泥棒「石川五右衛門」であります。

実際に実在したという証拠とされる書物なども発見されており、その最期は釜茹でにされて処刑されたというのも有名なエピソード。

お金持ちしか狙わない盗賊として名を馳せ、お金を貧しい人たちに分け与えたという伝説も残されています。

これは事実かどうかはちょっと疑わしいそうですけどね。

そんな場面も映画では描かれており、五右衛門の活躍が華麗なアクションとともに描かれた作品です。

CGでの街並の再現など、圧巻な映像美も見どころ。



新しい歴史の解釈で描く戦国時代

今回の映画では、歴史を大胆に解釈して作品が描かれています。

織田信長の暗殺、その首謀者が実は「豊臣秀吉であった」というもの。

歴史の授業などでは明智光秀が謀反を起こしたとして知られていますが、実は豊臣秀吉が裏で糸を引いていたと解釈しています。

歴史にはもしかしたらこうした解釈が正解だったかもしれない。

そんなこともいえる面白い解釈だなと思いました。

その後豊臣秀吉が天下を統一したことは、歴史の授業でも習うところ。

もし、この映画通りの歴史だったとすれば、秀吉というのはとんでもない梟雄であったのかもしれません。

 

石川五右衛門は忍者であったという説

一方、大泥棒として知られている石川五右衛門。

その出自は諸説あり謎とされていますが、この映画では「石川五右衛門は幼き頃より忍者としての訓練を受けていた」と設定されています。

かの有名な忍者服部半蔵の弟子として教育され、織田信長直属の忍として活動。

しかし、織田信長が謀反でこの世を去った時、石川五右衛門は忍者の道を捨て自由を求め大泥棒となった。

そうした出自として設定されており、こちらもなかなか大胆な筋書きとなっています。

実際はどうだったかはわかりませんが、こうした解釈も中々大胆で面白いものです。



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