楽天カード株式会社を名乗る「[重要]コンタクトセンターからのご案内」にご注意を

楽天カード株式会社メール 注意喚起

楽天カード株式会社を名乗る不審なメールが出回っています

今回は楽天カード株式会社を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「[重要]コンタクトセンターからのご案内」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

楽天カード株式会社メール

転記開始

件名:[重要]コンタクトセンターからのご案内

平素より楽天グループのサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、お客さまのお取引につきまして、第三者による不正使用の可能性を検知したため·一時的にお取引をお止めしました。

ご本人さまのご利用であった場合は、大変お手数をおかけいたしますが、再度ご利用をお願、申しあげます。
(インターネッ店舗でのご利用の場合は、お取引の成立状況をご確認のうえ、再度ご利用をお原いたします。)

利用確認のお手続下記URL

リンク

よりアクセスし完了いただきますようお願いたします。

ご心配とご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

ご本人さまのご利用でない場合には、今後、安全にカードをご利用いただくため、カードの差替·え等お手続きが必要となります。お手数ですが、下記
【本メール専用ダイヤル】へお電話くださいますようお願いたします。

フリーダイヤル:0120-41-1004
携帯電話から:03-6739-3333(通話料有料)
受付時間 平日8:30-17:00 (土日祝・年末年始を除く)

発行元 : 楽天グループ株式会社

© Rakuten Group, Inc.

転記終了

楽天カード株式会社メール



怪しいポイント① 楽天のサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。

利用していない会社からこうしてメールが送られてきているんですよね~。

これはおかしな話でしょう。

利用していないのですから、メールが送られてくる理由がないのです。

これが営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容ではありませんでした。

楽天を利用していないということは、利用登録をしていないということ。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな疑問も出てくるとともに、怪しく感じるポイントになりますね。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

今時こんな方法でメールアドレスを取得していれば、炎上案件になりそうなもの。

そんなリスクまで負ってこうしたことをする企業なんてないでしょう。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 利用していない取引を止めたという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「このたび、お客さまのお取引につきまして、第三者による不正使用の可能性を検知したため·一時的にお取引をお止めしました。」

何やら一時的ということですが、お取引を止めたということが書かれていました。

しかしこれはあり得ない話なんですよね~。

上でも書いた通り、私は楽天のサービスを利用していません。

その利用していないサービスの取引を止めるということを言っているんです。

利用していないのですから、サービスを止めるとか止めないとかいう以前の問題。

物理的にあり得ない話となってしまっていますね。

怪しいポイントの2点目は、物理的にあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.利用していないのに取引を止めるというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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