えきねっとを名乗る不審なメールが出回っています
今回はえきねっとを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【お知らせ「えきねっと」について)】メール番号:JR東55649」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【お知らせ「えきねっと」について)】メール番号:JR東55649
本メールは重要な内容を含むため、えきねっとにご登録いただいている
お客さま全員に配信しております。2022年1月27日(日)、「えきねっと」サービスのリニューアルに伴い
「えきねっと」利用規約·会員規約を変更し、最後にログインをした日より起算して2年以上「えきねっと」の
ご利用(ログイン)が確認できない「えきねっと」アカウントは、
自動的に退会処理させていただくことといたしました。対象アカウントの自動退会処理を、本規約に基づき、2022年10月16日(日)より順次、実施させていただきます。
該当するお客さまで、今後も「えきねっと」をご利用いただける場合は、
2022年10月30日(月)よりも前に、一度ログイン操作をお願いいたします。⇒アカウントを更新してください(リンク)
※えきねっとトップページ右上のログインボタンよりログインしてください。
なお、アカウントが退会処理された場合も、
新たにアカウント登録(無料登録)していただくことでCopyright © JR East Net Station Co.,Ltd. All Rights Reserved.
転記終了
怪しいポイント① えきねっとのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はえきねっとのサービスを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
利用していないのですから、連絡が送られてくる理由がありません。
利用していないということは、利用登録をしていないということです。
利用登録をしていないということは、メールアドレスも登録していないことを意味していまして。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?という問題になります。
この時点で怪しくもあり、そして気持ち悪くも感じるところとなりますね。
そもそも教えたことがありませんから、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
えきねっとのような公共性の強いサービスが、こうした方法でメールアドレスを取得するとは考えづらいですが・・・。
いかがでしょうか?
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないアカウントにログインしろという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「該当するお客さまで、今後も「えきねっと」をご利用いただける場合は、
2022年10月30日(月)よりも前に、一度ログイン操作をお願いいたします。」
えきねっとのアカウントにログインしろ。
そんな内容となっていましたね。
しかし、これは無理な話。
なぜなら上でも書きましたが、私はえきねっとのサービスを利用していないからです。
利用していないということは、アカウントを作っていないということになります。
ということは、アカウントが存在しない。
その存在しないアカウントに、ログインしてくれって言っているんですよね~。
これは物理的に不可能!
存在しないアカウントにはログインすることが不可能であるからです。
怪しいポイントの2点目は、あり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.利用していないサービスからメールが送られてきた
2.存在しないアカウントにログインしろというあり得ない内容だった
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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