VISAを名乗る「カードが制限!」というメールにご注意を!

visaメール 注意喚起

VISAを名乗る不審なメールが出回っています

今回はVISAを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「カードが制限!」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文をみていきたいと思います。

転記開始

件名:カードが制限!

本メールは、JCB VlSA Mastercard会員様へお送りしております。   JCB VlSA Mastercardのご利用ありがとうございました。
ご利用内容につきましては、以下をご確認ください。 クレジットカード使用制限利用者は、本クレジットカード会社に登録された情報とは異なります 本人名義のカードであることを確認することができない。 クレジットカード会社不正利用防止の観点から、相違が認められご本人様名義のカードであることの確認が取れないまま
カード払いでご注文の継続を行うことができません。 お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

ご確認方法については、下記URLよりご確認くださいませ。

<JCB VlSA Mastercardのログインはこちら>

JCBのログインはこちら(リンク)

VISAのログインはこちら(リンク)

Mastercardのログインはこちら(リンク)

お知らせメールが複数件届く場合、不正アクセスの可能性がございます。下記よりお
問い合わせください。

何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合せください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

——————————————————

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
■発行者■
JCB、VlSA、  Mastercard Global Privacy Office
©Copyright 1996 – 2022. All Rights Reserved.

転記終了



怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスは、VISAに登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

なぜメールアドレスを知っているのか?そんなことも気持ち悪く感じると共に、怪しく感じるポイントになります。

そもそも教えたことがないメールアドレスなので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一といわれているカード会社がこんな方法でメールアドレスを取得しますかね?

私はしないと思いますが・・・。

怪しいポイントの1つ目はこうした内容となりました。

 

怪しいポイント② VISAからのメールなのに別会社の話もしている

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

今回はVISAからのメールということでありますが、メール本文を見てみると「JCB」や「Mastercard」の話も出てきます。

話が出てくるだけでなく、それぞれのサービスについてログインしろと言っています。

そもそもの話となりますが、VISA、Mastercard、JCBはそれぞれ独立した別の法人です。

ということは、VISAを名乗りながら、他社のサービスにまで口を出しているということに。

例えば、車メーカーのトヨタが日産やホンダのサービスに口を出しているようなもの。

そんなことありえませんよね。

怪しいポイントの2点目は、他社のサービスにまで口を出しているということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用してメール本文に貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

これらのURLを比較してみた結果、全く違っていることが判明。

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールドレスで受信

2.他社のサービスに言及しているメール内容

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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