Amazon Services Japanを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon Services Japanを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「Amazon Services Japan 必要なアクション:ログイン」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:Amazon Services Japan 必要なアクション:ログイン
ログイン(リンク)
誰かがあなたのアカウントにログインしました。
時間:2022年12月7日01:59AM太平洋夏時間
装置:Google Chrome Windows(デスクトップ)
近隣:米国ネバダ州
あなたの場合、このメッセージは無視してかまいません。 それ以外の場合は、お知らせください。(リンク)
このリンクをクリックしても安全ですか?
このメールのリンクは“リンク”で始まります。 下のリンクをクリックすると、いつでも表示できます。
リンク
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
登録していないのに、なんでこのメールアドレスを知っているのか?という話になります。
しかも、この間本物のAmazonからは、登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
これはどういうことか?
どちらかが偽物ではないか?と思ってしまう所ですが、どちらが偽物かというのはまあ分かりますよね(笑)
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
Amazonほどの大企業がこうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② メッセージを無視してかまいませんという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「あなたの場合、このメッセージは無視してかまいません。それ以外の場合は、お知らせください。」
意味わかります?(笑)
私は正直よくわかりません。
あなたはこのメッセージを無視してかまわないと宣言しているんですが、その後にそれ以外の場合はお知らせくださいとなっています(笑)
あなたはメッセージを無視してかまわない、これはまあいいとして・・・。
それ以外の場合ってどういう場合だよ(笑)
日本語がおかしいというか、成立していないというか。
意味の分からない日本語が並んでいる、そんな状況。
このメールを打ったのは、日本人ではないんじゃないか、少なくとも日本語ができない人がやっているんだろうなと感じさせます。
これもまた怪しい内容と感じるポイントでありました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは、3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.日本語がおかしなメール本文
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントとなっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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