秋田銀行を名乗る不審なメールが出回っています
今回は秋田銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【重要】秋田銀行口座の利用停止手続きに関する重要なお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【重要】秋田銀行口座の利用停止手続きに関する重要なお知らせ
いつも秋田銀行をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
大切なお知らせがございますので、ご一読いただきますようお願い申し上げます。
このたび、お客様の口座利用停止のお申し込みがございましたことをお知らせいたします。
当行では、お客様の口座の安全性とセキュリティ確保を最優先に考え、ご本人確認手続きが必要となりました。
お手続き内容のご確認のため、以下のリンクをクリックしていただきますようお願いいたします。
こちらをクリックしてご確認ください(リンク)
※リンクはお客様ご本人様専用の登録リンクとなります。24時間を過ぎますと無効となりますので、ご注意ください。
※このメールには返信しないでください。
曜 日 受付時間帯 連絡先電話番号 連絡先名称 平 日 9:00~17:00 0120-889-187 ダイレクトバンキングセンター 終 日 0120-886-673 ATMサービスセンター 土・日・祝日 終 日 (注)各お取引店でも受付しております。
株式会社秋田銀行
株式会社秋田銀行 登録金融機関 東北財務局長(登金)第2号/加入協会 日本証券業協会
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転記終了
怪しいポイント① 秋田銀行を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私は秋田銀行を利用していません。
利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。
利用していないのですから、用事がありません。
メールが送られてくる理由がないんですよね。
これが営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容でもありませんでした。
銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
そんなことも疑問に思うとともに、怪しく感じるポイントになりました。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
信用第一の銀行がこうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えませんね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 利用していないのに本人確認が必要という内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「当行では、お客様の口座の安全性とセキュリティ確保を最優先に考え、ご本人確認手続きが必要となりました。」
内容だけ見ると「あっそう・・・」という内容なのですが、なぜ利用していない人間に対して本人確認手続きが必要なのか?
そんな疑問を持ちます。
これが利用しているサービスであればわかりますけどね。
利用もしていないサービスの本人確認をしてくれと言われても、いやだよと言いたくなりますよね(笑)
だって利用していないんですから。
怪しいポイントの2点目は、利用していないのに本人確認を要求する内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは、3つありました。
1.利用していない銀行からのメールだった
2.利用していないのに本人確認手続きを求める内容
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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