横浜銀行を名乗る「横浜銀行の重要なお知らせ(必ずご確認ください)」にご注意を

横浜銀行メール 注意喚起

横浜銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回は横浜銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「横浜銀行の重要なお知らせ(必ずご確認ください)」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

横浜銀行メール

転記開始

件名:横浜銀行の重要なお知らせ(必ずご確認ください)

いつも横浜銀行をご利用いただきありがとうございます。

別の国からの誰かによるあなたのアカウントへのログインの試みが検出されたため、あなたのアカウントはセキュリティ ポリシーによってブロックされました。

・ログイン日時: 2023/05/08

・IPアドレス: 89.57.120.74   Mozilla/5.0 (Linux; Android 11; 2201117TL) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/109.0.0.0 Mobile Safari/537.36

アカウントへの金銭的損失を防ぐため、下記URLから専用サイトにアクセスいただきご本人確認してください

本人確認(リンク)

————————————————————————
本メールがご自身宛でない場合、他の方が誤って同じメールアドレスを登録したものと考えられます。
配信停止のお手続きをさせていただきますので、メール本文を削除せず、件名を「宛先の間違い」と修正のうえ、ご返信をお願いいたします。
————————————————————————

株式会社横浜銀行 金融機関コード:0138
登録金融機関 関東財務局長(登金)第36号
加入協会 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会
Copyright (C) 2023 The Bank of Yokohama, Ltd. All rights reserved.

転記終了

 



怪しいポイント① 横浜銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は横浜銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容ではないですからね。

銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントになりますね。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えませんね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しないアカウントに誰かがログインしようとしたという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「別の国からの誰かによるあなたのアカウントへのログインの試みが検出されたため、あなたのアカウントはセキュリティ ポリシーによってブロックされました。」

誰かがアカウントにログインしようとした、そんなことが書かれていますね。

しかしこれはおかしな話です。

上でも書きましたが、私は横浜銀行を利用しておらず、利用登録もしていません。

これはアカウントを作ったことがないということを意味しており、物理的にこの世界にアカウントが存在していないことを意味しています。

それを踏まえてもう一度メール内容を見てみると、物理的に存在しないアカウントに誰かがログインしようとしたということになってしまいまして。

存在しないものにどうやってログインするんだ?という話。

これは物理的にあり得ない話ですよね。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しないアカウントに誰かがログインしようとしたというあり得ない内容

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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