AppleID-不正口座の検証を名乗る不審なメールが出回っています
今回はAppleID-不正口座の検証を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【重要なお知らせ】【Apple IDカード】ご利用確認のお願い」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
親愛なる (メールアドレス)
お客様のアカウントで異常な行為が検出されたため、第3者が不法悪意ログインあなたのApple ID-webサービス、違法な犯罪活動を行う
ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただきご連絡させていただきました。
お客様の注文と Apple ID アカウントを停止させていただいております。アカウントにログインして画面の指示に従うことで、アカウントの停止状態を解除していただけます。
■ご利用確認はこちら
Apple ID:セキュリティとAppleID (リンク)
を参照してさらにサポートを受けることをお勧めします。
よろしく、
アップル
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからは、このメールの怪しいポイントを1つずつ見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスに、こうして送られてくるのはおかしいですよね。
これがまず最初のポイントです。
登録していないということは、このメールアドレスをどこで知ったのか?
そんなことも疑問に思いますね。
本物のAppleだとしたら、これはえらいことですよ・・・。
怪しいポイント② AppleIDカードなんて持っていない
怪しいポイント2つ目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
何やら「AppleIDカード」なるものに不正ログインが確認されたという内容のようです。
そんなカード持っていませんけどね(笑)
持っていないから、アカウントもない。
アカウントがないからログインできない。
メールの内容は全く持って明後日の話をしており、私にはどうすることもできません。
アカウントないですからね・・・。
怪しいポイント③ リンク先URLが本物と違う
怪しいポイントの3つ目として、メール本文に貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、URLまではコピーすることができないのです。
そこで!
メール本文に貼付されているリンク先URLと本物のURLを比較してみることに。
すると、URLが全く違うことがわかりました。
もう何から何まであやふやなメール、そんな感じを受けますね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないアドレスで受信した
2.持っていないカードについての内容だった
3.リンク先URLが本物と違った
どれをとっても、本物ではありえないような内容となっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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