Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「Amazoneプライム支払い指定クレジットカードの有効期限が切れました」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文です。
転記開始
件名:Amazoneプライム支払い指定クレジットカードの有効期限が切れました
Аmazon お客様 メールアドレス
Аmazon に登録いただいたお客様に、Аmazon アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。
Аmazon ログイン(リンク)なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。お知らせ:
- パスワードは誰にも教えないでください。
- 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Аmazon利用規約プライバシー規約パーソナライズド広告規約© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見行きたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよねぇ。
さらに怪しいのは、登録しているメールアドレス宛には本物のAmazonからメールが送られてきていること。
どちらが本物のAmazonなのかは・・・いうまでもありませんね。
登録しているメールアドレス宛にメールを送ってきているAmazonこそ本物のAmazonでしょう。
そもそも登録していないメールアドレスなのですから、どこで入手した?って話でありまして。
本人が承知していない方法で入手している時点で、怪しすぎます。
怪しいポイントの1つ目はこうした内容となりました。
怪しいポイント② メールに書かれている事実が確認できない
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文では、こんな記述がありました。
「24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。」
24時間以内にカード情報を更新しないと、アカウントの利用制限をすると宣言されていました。
そこで、これが事実かどうかを確認してみようと思います。
このメールを24時間以上放置。
その後Amazonの公式サイトにログインしてみることに。
このメールが本当であれば、何かしらの制限がかかっているはずですよね。
ログインしてみたところ、何も制限はかかっていない様子。
いろいろやってみましたが、いつもと変わりありません。
怪しいポイントの2点目、それはメールに書かれている事実が確認できないということになりましたね。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通の仕様です。
そこで、この仕様を利用してメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみます。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入ってるはずです。
これら2つのURLを比較してみた結果、これらが違っていることが判明。
これはもう決定的に怪しいポイントとなりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3点ありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれている事実が確認できない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、何もかもが怪しすぎるメールとなっていました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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