【暮らしの豆知識】車などで使われている「MT」って何の略?

運転 暮らしの豆知識

現代社会では様々な便利なものがありますね。

文明の利器と言いますか。

いろんな便利なものがありますが、今回はその中でも自動車の話。

運転

車ってのも便利なものでありますよね。

仕事でもプライベートでもそうですが、車がないと始まらないという方も多いのではと思います。

物流系ではほぼ必須と言ってもいいですし、車がない社会なんてのは現代日本において考えられませんorz

そんな車でありますが、中にはちょっと専門的な用語なんてのも使われていたり。

普段車を使っていない人からすると、なんじゃそれ・・・ってパターンもありそうです。

 

「MT」って何の略?

そんな車でありますが、時折「MT」なんて表記を見ることがあります。

カタログなんかで記載があったり、会話の中で出てきたり。

このMTは何かの略となっているのですが、分かりますか?

MTは「Manual Transmission(マニュアル・トランスミッション)」の頭文字をとった略語です。

車には変速ギアが付いていますが、このギアをマニュアル、自分でやるということでこうした名前となっているんですよね。

MTに対して、ATというものも存在しており、こちらのATは「Automatic Transmission(オートマチック・トランスミッション)となっており、変速ギアを自動で切り替えるシステムであります。

 



「マニュアル」「ミッション」という人もいる

車の変速ギアを自分で操作するMT。

活字にするときに主にMTとして使われていますが、言葉にするときにはちょっと変わった表現をしています。

それが「マニュアル」と言ったり「ミッション」と言ったりするもの。

マニュアル・トランスミッションなので、そこから切り取って表現している。

そんな感じとなっていますね。

私は「マニュアル」といった言葉をよく使うような。

この辺は好みの話にもなりそうですけどね。

 

マニュアル車にはギアチェンジ時に使う「クラッチ」がある

車のペダルと言えば、アクセルとブレーキがよく知られているところ。

ブレーキ

マニュアル車にはもう一つペダルが付いていまして、ギアチェンジ時に使う「クラッチ」があります。

クラッチはブレーキの左側に設置されていて、ギアチェンジするときにクラッチを踏み込んでギアチェンジをする。

そんな操作方法で使われます。

低速で使う1速、2速、すぴーとが付いてきたときに使う3速、4速。

いずれのギアに変えるときにもクラッチの操作が必要となり、運転をしていると結構頻繁に使うような感じになりますね。

高速道路走行だとほとんど使いませんが。

 



AT限定免許だとMT車を運転できない

車を運転するには、運転免許証が必要となります。

運転免許試験場

運転免許場へ行って免許を取った。

そんな方も多いことでしょう。

これがないで運転してしまうと、無免許運転ということに・・・。

この免許取得時に、AT限定というとり方もあります。

AT限定で免許を取得すると、AT車しか運転ができなくなってしまい、MT車を運転することができません。

バツ

こうしたルールがあるために、運転免許はMTも乗れる免許を取り、取得後はATに乗っているという方も多いです。

私もその一人。

元々マニュアル車に乗っていたんですけどね、今はAT車です。

 

MTの方が運転は面倒くさい

ATとMTがある車ですが、どちらが運転が簡単か?というとAT車の方が圧倒的に簡単です。

理由はギアを自分で変更する必要がないから。

ギア変更には前述のクラッチを踏み込むという操作と、手でギアを入れるという操作が必要。

ギアを変えるたびにこの操作をしなければならないので、特に加速や減速を繰り返す街中での運転だと忙しくなりがち。

そうしたところが面倒に感じるのがMT車です。

反対にそれが「車を運転しているという感じがしていい」という方も。

私もそのタイプであり、MT車は面倒くさいというよりも、MT車を運転している方が楽しいと感じます。

この辺は人によって感じ方も違ってくるところでしょう。

 



MT車はAT車に比べて車本体が安い

MT車の特徴も色々ありますが、その一つが「車両本体価格が安い」というものがあります。

考えてみれば簡単なのですが、ギアの変速を自分でやるということで余計なものが付いていません。

これがATになると「自動変速機」を車に取り付けるということになる分、その分価格が高くなる傾向にあるんですよね。

あくまでこれは新車時の話になりますが。

新車時に全く同じスペックのMTとATがあると、MTの方が安く販売されているなんてのが定番です。

中古になってくると話は変わってきて・・・。

中古市場は需要と供給のバランスが大事になってくるので、必ずしもこの法則は当てはまらないようです。

 

最近はAT車がスタンダードに

最近の車を見ていると、MTの車というのが姿を消しつつあるなと思います。

スポーツタイプは別として、一般の普通車だとそもそもMTのラインナップ自体がない・・・なんてパターンも。

私の今の車を買う時にも、MTのグレードというのがなくてちょっと寂しかった思い出。

MTが良いという方もかなり減ってしまったんでしょうね。

MT仕様があればMTにしていたところだったのですが、これはちょっと寂しいなと個人的には思っています。

まだトラックなどではMT車があったりするので、完全に淘汰されてしまったわけではないんですけどね。

それにしてもちょっと寂しい限り。

 

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