最近寒くなりましたね
最近めっきり寒さも目立つようになってきました。
それもそのはず、気づけばもうすぐ11月ですからね。
日中はまだいいですが、日没後は気温が下がりがち。
今年ももう残すところ2か月ちょっととなりましたが、もう冬もすぐそこと言った感じ。
そろそろ暖房器具の準備を始めたなんて人もいるかもしれませんね~。
石油ストーブ、エアコン、厚手の布団・・・。
冬を迎えるための準備というのも、人それぞれいろいろあるのかもしれません。
私はまだ何も用意していませんが・・・どうしましょうかね(笑)
タイミングがなかなか難しいような気もしています。
数年前の冬の話
さて、今回は数年前の冬に実際にあったお話をしていこうと思います。
その日は寒い日でありましてね。
冬であったこともありましたが、雨が降っていたこともあって、余計そう感じることとなりました。
しんしんと降る雨。
雪ではなく雨でした。
夜となり、愛犬と二人で家でくつろいで過ごす。
そんな時間を過ごしていたのです。
すると、何やら愛犬がわんわんと外に向かって吠え始めました。
時間は23時を回っていました。
なんだ?こんな時間に?
こんな夜更けに愛犬が吠え付くことなどそうそうありません。
違和感を感じつつ、愛犬をなだめたのですが・・・。
何やら騒がしく煌々と屋外照明が炊かれていた!
どうしたの?と愛犬をなだめながら、愛犬と遊ぶことにしました。
しかし、遊んでいてもすぐに愛犬は外が気になるようで見に行きます。
そしてまた吠える。
何だろう・・・外に何かあるのかな?
そう思い外を見てみると・・・これがびっくり!
普段は住宅街ということもあって暗い屋外なのですが、煌々と屋外照明が明るく周囲を照らしていたのです!
何事!?
これは普通じゃない!
そう思い何が起きているのかと外へ飛び出し照明が炊かれている方へ行ってみたのです。
自宅から十数メートルの住宅で火事!!
外に飛び出した私。
すると近所の人も次から次へと外に出てきていました。
何の騒ぎだこれは・・・と照明の方へ行くとすぐに何が起きていたかわかりました。
それは火事でありました。
一軒家の住宅が燃えている・・・。
雨の降る中、燃え続けている住宅。
そしてこの照明は消防隊が設置したものであることがわかりました。
必死の消火活動も行われていました。
現場では「これ以上近づかないでください」と野次馬を制する場面も。
自宅から十数メートルという距離で起こった火事、こっちに火が来ないかと心配する自分がいました。
近所の人も心配で見ていた
自宅から近いということもあって、火事の現場にはご近所さんたちも多数来ていました。
「あ、こんばんは」
挨拶もそこそこに、この火事が延焼しないか心配でみんな見に来ていました。
幸い雨が降っていたこともあってか、他の住宅に延焼することはありませんでしたが、火事の最中はさすがに心配になるものですね。
近所の人と共に、どうしようと話をしたりして。
とりあえず私は愛犬と共に脱出できる準備だけはしておこうと家に戻り支度をしたのでした。
深夜に鎮火
消防隊の皆さんの活躍もあり、深夜にようやく鎮火を確認。
近所の方々も胸をなでおろしたのか、ぽつりぽつりと北区の途に就いたようでした。
消防隊も解散。
深夜ということもあって、現場検証などは後日行うようでありましたね。
この日は日曜日であったのですが、翌日は平日の月曜日。
夜中まで起きていてしまったこともあって、翌日はすごく眠かったのを覚えています。
家主の方は亡くなった
後日、この家主さんの親族の方がご迷惑をお掛けしたとご挨拶に来ました。
そこで家主の方が亡くなったということを聞きました。
家主の方は60を過ぎたお年だったそうで。
一人暮らしであったため、亡くなったのはこの方1名のみだったのだそうです。
死因は火事に起因するものであったとのことで、詳しくは聞けませんでしたが苦しい思いをされていなければいいなと思いましたね。
近所で起こった大事件でした。
出火原因
火事が起こると、消防と警察が出火原因の究明を行うそうでありましてね。
後日現場検証が行われ、その結果を親族の方が教えてくれました。
「おそらく」という文言がついていましたが、最も燃えていたのが石油ストーブが置かれていた場所であったそうです。
冬ということで、石油ストーブを使って暖を取られていたのかもしれません。
そしてそのストーブの上で、洗濯物であろう衣類を乾かしていたのだとか。
疲れもあったのか、その状態で「別の部屋」で寝てしまった。
ストーブはつけっぱなし。
ひらひらと洗濯物がストーブの上に落ちる。
そしてその洗濯物に引火・・・。
そんな出火原因が推定されたそうであります。
これからの季節石油ストーブにはご注意を!
これから冬に向けて寒くなってきます。
すると活躍してくれるのが石油ストーブ。
がしかし、きちんとした利用方法をしていれば何も問題がないのですが、こうして火事に発展してしまうこともあります。
安全に利用するためにも、使用方法にはくれぐれも注意したいものですね。
私ももちろんですが、皆さん方も冬のストーブにはご注意を!
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