キャプテン翼シリーズ
国民的なサッカー漫画を一つ挙げろ。
そういわれたら何を挙げますか?
その候補の一つとなるのが、キャプテン翼シリーズではないでしょうかね。
連載開始からすでに数十年。
これがまだ続いているというのだからすごいことです。
主人公「大空翼」が小学生のころからの物語が綴られ、それが今やプロサッカー選手として活躍しているストーリーに。
このシリーズを読むことで、サッカー小僧だった小学生が中学生となり、高校生となり、プロサッカー選手になっていく過程を楽しむことができます。
私が小さいころから読んでいた漫画ですが、歴史を感じますね(笑)
キャプテン翼ROAD TO 2002
今回はそのシリーズの中からキャプテン翼ROAD TO 2002のお話。
学校を卒業した主人公たち。
それぞれがそれぞれの進路を選択し、社会人となります。
と言っても、普通に会社に就職するわけではなく、それぞれプロサッカー選手としてのスタート。
海外でプロ契約する選手もいれば、日本のJリーグでプロ契約をする選手もいる。
小学生のころから見てきたキャラクター達が、プロになっていく、そんなストーリーを楽しめるのがこのROAD TO 2002となっています。
2002年と言えば日韓ワールドカップ!
ROAD TO 2002の2002は2002年を指しています。
2002年は日本サッカー界にとって忘れがたい年でもありましてね。
日本と韓国共催となりましたが、ワールドカップを開催したという年です。
フィリップ・トルシエ監督が日本代表を率い、若かりし頃の中田英寿氏、小野伸二氏、稲本潤一氏などスター選手を数多く抱えていた日本代表。
サッカー熱がかつてないほど盛り上がっていた年でもありましたねぇ。
懐かしい。
そんな2002年を見据えた作品となっています。
翼、葵、日向、岬らは海外へ
翼世代を中心に描かれる本作。
翼はブラジルサンパウロでプレー、葵はイタリア、日向もイタリアへ。
岬はフランスでプレーすることになります。
後に翼は移籍することになりますが、こうした海外組の挑戦も描かれていきます。
リアルサッカー界でもこの頃海外挑戦する日本人選手が増えた頃でもありました。
そんなことを重ねつつ、読んでいたって方も多いのではないかなと思いますね。
イタリアで成功した中田英寿氏、同じくイタリアに挑戦した中村俊輔氏、名波浩氏、オランダで活躍した小野伸二氏など様々な選手が海外でプレーしました。
クラブの話から日本代表へ
キャプテン翼のキャラクター達個人のストーリーが展開される序盤。
そこから日本代表へと話が繋がっていきます。
このシリーズが執筆されていたのが、2002年ワールドカップ前ということもあり、2002年のワールドカップへ向けたストーリー展開となっているんですよね~。
今となってはもう20年くらい前の話になっちゃうんですけど(笑)
こうしたところでも、歴史を感じてしまいますね。
名キャラクター達も健在!
キャプテン翼を彩る名キャラクター達ももちろん登場します。
大空翼、岬太郎、日向小次郎、葵新伍、若林源三、若島津健、石崎了・・・。
日本人だけでなく、ドイツのシュナイダー、カルツ、シェスター、ミューラー、イタリアのヘルナンデス、アルゼンチンのファン・ディアスetc
シリーズお馴染みの選手たちが次々と登場。
これもファンにとっては嬉しい場面で。
小学生や中学生時代からのエピソードもその背景となり、物語に深みを与えています。
作者は高橋陽一先生!
キャプテン翼シリーズと言えば、高橋陽一先生が描かれていることでも知られています。
代表作は本作(笑)
スポーツ×青春をテーマに描かれることも多く、他の作品でも何かしらのスポーツと青春をテーマにしている作品が多いです。
ボクシング漫画のCHIBI、野球漫画のエースなど。
キャプテン翼も元々はそんな感じでしたが、シリーズが長く続くことによりキャラクターも成長。
もう青春の域を超え、大人としての世界を描くことになっています。
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良かったらご覧くださいm(_ _)m
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