とある営業マンの話
今回は転職のお話を一つ。
私の会社と取引のある会社の営業マンさんだった人のお話です。
営業ということでいろんなところへ顔を出して顔を売るのも仕事の一つ。
ということで、私のところへも結構頻繁に来ていた方でありました。
営業マンらしく物腰も柔らかく、話もよくする方でありまして。
無言になるタイミングというのもあまりなく、笑顔を振りまきながらしゃべりをしている。
そんな印象が良く残っていますね。
営業マンらしい営業マン!
そんなことが言えるのかもしれません。
ある日会社を辞めると連絡を受けた
ある日の事。
その営業マンの方から電話が。
何かな~と思いながら電話に出てみると、世間話から始まりました。
何だろう今日の用件は・・・なんて思いながら無難に交わす会話。
そしてその後核心へと迫っていくことに。
「実は・・・会社を退職することになりました」
私にとっては青天の霹靂。
突然の切り出しに、私は若干パニック。
頭の中で整理をしながら話を聞きました。
辞める理由までは聞けませんでしたが、会社を辞めるということはもう決まったことであるということで。
何が原因だったのかは分かりませんが、人それぞれ色々思う所はあるものですから・・・。
「次は決まっている?」と聞くと「介護」との返答
もしかしたら引き抜きとかなのかな?なんて思ったりもして。
それとなく聞いてみました。
「もう次は決まっているんですか?」
と。
すると、なんと全く畑違いの仕事をすると言い出しました。
「次は介護の仕事をしようと思っています」
それはまた・・・営業から介護職へ・・・。
全くの異業種への転職ということで、そういう生き方もあるのかな?なんて思いました。
介護職は肉体的にもきついと聞いたことがありまして、苦労しないのかななんて思ったんですけどね。
本人がやると言っている以上、私もそれ以上言うことはありませんでした。
1年後・・・
それから1年ほど経過したころ。
もうその営業マンと会うこともなく、過ごしていました。
そんなある日、スマートフォンに着信。
見てみると知らない番号が表示されていました。
だれ?なんて思いましたが、登録をしていない番号でしたがスマホらしいことは分かりました。
誰かと思い出てみることに。
出てみたところ、なんとあの懐かしの営業マンじゃありませんか!
「〇〇です、お久しぶりです!」
なんて言われまして。
ちょっと呆気にとられながら、久しぶりの会話を楽しみます。
元気してた?なんて話をしたりね(笑)
介護職はすぐにやめていた( ゚Д゚)
その時の私の記憶では、介護職に転職します!という所で情報が止まっていました。
故に、すぐに聞いてみることに。
「そういや介護の方へ行くってことでしたが、その後いかがですか?」
すると、それほど時間がかからずにすぐに返事が。
「もうやめちゃいました!」
あら・・・もうやめたのね・・・。
やはり異業種ということもあり、勝っても違ったのかもしれません。
全く知らない世界へ行ったわけですからね、一からやり直すってのも大変だったのかも。
そんなことに想いを巡らせていました。
結局元の業界に戻ってきていた
話を戻してみると、そもそもなんで電話してきたのか?という問題。
そこには、元の業界に復帰していたということがあったのです。
そのご挨拶ということで、電話が来たんですね。
聞いてみれば同業他社に再就職したということでした。
もちろん営業マンとして。
元々は業界内で活動していた営業マンですからね、今までのお客さんの伝手をそのまま利用することが可能です。
異業種とは違い、勝手知ったるなんとやら。
そこから再び私とこの営業マンの付き合いが始まるのでありました。
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