プロパー
世の中にはいろんな専門用語であったり、隠語であったりといったものが存在しています。
初めて接した時には意味が分からないといったこともあるでしょう。
理解していないと全然意味が分からないなんてことにもなりがち。
私もそんな言葉が結構あったりしてきましたが、今回はそんなものの一つを見ていこうと思います。
それが「プロパー」といわれるもの。
プロパーは特定の人に向けて使う言葉。
仕事で使われる場面が多く、○○さんはプロパーだから・・・といった感じで使われています。
△△さんはプロパーじゃない・・・みたいな感じもありますね。
「プロパー」はどんな意味?
ではこのプロパーとはどんな意味なのでしょうか?
プロパーとは「その会社の正社員である」という意味です。
会社で働いている人たちには、色んな契約形態で働いている人がいます。
正社員はもちろんのこと、役員、非常勤社員、出向社員、嘱託社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、パート・・・。
そうした人たちの中から、正社員の事をプロパーと呼んでいるんですね。
業種によりその形態の割合というのは変わってくると思いますが、プロパーがいないという職場は珍しいでしょう。
在籍出向者は出向元の会社のプロパー
特殊なケースとして、出向するケースがあります。
出向元の正社員を違う会社へ出向させるというケース。
出向にも様々なケースがあるのですが、元の会社に籍を残したまま出向するケース。
この場合出向する人は出向元のプロパーではありますが、出向先のプロパーではないということに。
あくまでも正社員として雇っているのは出向元の会社。
それを出向先の会社へレンタルしているといったイメージとなるわけですね。
スポーツ界でいうレンタル移籍に近い感じです。
違う意味もあるプロパー
プロパーは正社員。
そんなことを書いてきましたが、それ以外の意味で使っているケースもあります。
私は学生時代にブックオフというお店でアルバイトをしていました。
そのブックオフ時代にプロパーという用語がありまして・・・。
正社員とは違った使い方をしていました。
それが「状態の良い本」という意味。
ブックオフは本の価値よりも本の状態を査定して買取や販売を行っています。
その中でも状態の良い本をプロパーと呼んでいましたね。
これは全社ルールだったのか、それともうちのお店独特のルールだったのかは知りませんが(笑)
そうした背景もあり、社会人となり初めて「プロパー」と聞いた時には、違和感満載でしたorz
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