info@Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はinfo@Amazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「Amazon.co.jp にご登録のアカウント」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:Amazon.co.jp にご登録のアカウント
(所有権の証明)
amazonをご利用いただきありがとうございます:
—通知—メールアドレス
いくつかのメールを送信しました,確認が取れていません。アカウントの一部の機能が制限されています。Amazonアカウントを引き続き使用する必要がある場合は、時間内に情報を更新してください。
■通常の使用に影響を与えないために。Amazon 管理コンソールにログインし、所定の手順でお手続きください。
■状態: は更新待ちです
■できるだけ早く私たちのサイトにアクセスしてアカウント情報を確認してください
—->承認または否認してください。(リンク)
■48時間以内にあなたの確認情報が届かない場合、私たちはあなたのアカウントを凍結します。お許しください
ご不便おかけしてすみません。
お客様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
ご不便おかけしてすみません。
お客様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
※本メールはご登録いただいたメールアドレス宛に自動的に送信されています。
※本メールは送信専用です。ご返信いただきましてもお答えできませんのでご了承ください。
© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates
G4UdrZM4FhP115ac0r2bl7UZldFC2Os
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
別に登録しているメールアドレスがあるんですよね~。
なんでわざわざ登録していないメールアドレスに送ってきているのか?
本物のアマゾンであれば、登録しているメールアドレス宛に送ってくるはずです。
現に登録しているメールアドレスには、本物のアマゾンからメールが送られてきていますからね。
どちらが本物かは、言うまでもないでしょう。
そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
そんな方法でメールアドレスを取得していれば、今時炎上案件になりそうなもの。
普通の企業はしないでしょう。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② アカウントの一部の機能が制限されているという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「アカウントの一部の機能が制限されています。」
アカウントの一部の機能が制限されているらしいです。
ではこれが本当かどうかを確認してみよう!
ということでAmazonの公式サイトへアクセス。
実際にログインしてみて、なにが制限されているのかを確認してみるわけです。
実際にログインしてみて、一通り使ってみましたが特に変なところはなく。
制限されている様子がありません。
そもそも何を制限しているのかを明記していない時点で怪しいんですけどね(笑)
結局制限されているようなものは見受けられませんでした。
怪しいポイントの2点目はメールに書かれていることが確認できないということになります。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれていることが確認できない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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