mixiを名乗る不審なメールが出回っています
今回はmixiを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「[mixi]私たちはあなたのアカウントの使用を制限しています」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧下さい<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名：[mixi]私たちはあなたのアカウントの使用を制限しています
mixi運営事務局です。
こんにちは。
最近、我々のリスク管理システムは、あなたのアカウントが遠隔地にログインしていることを発見し、
あなたのアカウントの安全のため、私たちはあなたのアカウントの使用を制限しています。
以下登録用URLからアクセスして、登録を行ってください。
リンク
お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合
は、アカウントが停止される可能性がございます。
転記終了
怪しいポイント① mixiのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はmixiのサービスを利用していません。
サービスを利用していないのに、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね～。
mixiは最近ちょっとニュースになっていたりしましたが、そうしたことが関係しているのでしょうか。
昔は招待制のSNSを運営していたりもしていましたが（今もかもしれませんが）、最近の若い方にはそれほど認知度が高くはない会社なのかな？と思ったりもします。
まあともかく私はmixiを利用していませんし、利用したこともありません。
利用登録もしたことがありません。
ということは、なぜ登録もしたことがないメールアドレスを知っているのか？
そんなことも疑問に思うと同時に怪しいですね～。
怪しいポイント② 存在しないアカウントを制限するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたい思います。
メール本文を見てみるとこんな記述がありました。
「あなたのアカウントの安全のため、私たちはあなたのアカウントの使用を制限しています。」
なにやら不正ログインを検出したのでアカウントの利用制限をしているというのです！
これは一大事・・・なわけありません(笑)
そもそも私はサービスを利用していないのです。
ということは、当然アカウントも存在していません。
このメールはその存在しないアカウントの利用制限をすると言っているので。
これはあり得ませんね。
存在しないアカウントに対し、何かしら制限をすることはできないと思いますし、やったところで誰にも影響はありませんから意味ないです(笑)
怪しいポイントの2点目はこうしたあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで！
この法則を利用して、リンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみようということです。
やり方は簡単で、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみるだけです。
比較してみた結果、これが全く違っていました！
これはもう決定的なポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
１．利用していないサービスからのメールだった
２．存在しないアカウントに利用制限をかけるというあり得ない内容だった
３．リンク先URLと公式サイトのURLが違った
以上3点、どれをとっても怪しさ満点でありましたね。
リンクはクリック（タップ）しない！！
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック（タップ）しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック（タップ）しない！！
これを徹底したいものです。
コメント