NHK(日本放送協会)を名乗る「NHKサービスの使用に関する通知」にご注意を

NHKメール 注意喚起

NHK(日本放送協会)を名乗る不審なメールが出回っています

今回はNHK(日本放送協会)を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「NHKサービスの使用に関する通知」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それではメール本文を見ていきましょう。

転記開始

件名:NHKサービスの使用に関する通知

NHKのサービスをご利用いただきありがとうございます。

NHKがNHKプラスにアップグレードされました。
NHKアップグレードの内容を以下に説明させていただきます。

放送同時配信
パソコンやスマートフォン、タブレットで、総合テレビやEテレの番組を放送と同時に視聴できます。

見逃し番組配信
総合テレビやEテレの番組を放送後から1週間いつでも視聴できます。

「プレイリスト」機能
見逃し番組をジャンルやテーマ別に並べ、番組を見つけやすくしました。

「番組を探す」機能
見逃し番組を、日付やチャンネル、キーワードで探すことができます。

放送受信契約のある方は追加の負担なくお使いいただけます。
アップグレードは無料で、契約を結んでいる人は誰でもアップグレードする必要があります。
今すぐアップグレードして、特別な特典をお楽しみください、6〜12か月利用可能放送受信料免除。
契約しているすべてのゲストはNHKプラスにアップグレードする必要があります。
お客様の状況に応じた手続の流れをご案内します。
以下のリンクをたどって、アカウントを登録またはアクティブ化してください。

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NHKのご利用手続きありがとうございます。
以下のURLをクリックし、アップグレード操作を実行します。

リンク

NHKでは引き続きサービスの改善に努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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■ 注意事項
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※このメールは、送信専用メールアドレスから配信されています。ご返答いただいてもお答えできませんので、ご了承ください。
※本メールに掲載している情報は、予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
※本メールにお心あたりが無い場合、どなたかがメールアドレスを誤って入力されたものと思われます。
大変お手数ですが、本メールを削除いただきますようお願いいたします。
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Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved.
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【通知書】番号:WZ5192840995

転記終了



怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスはNHKに登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてきている。

これだけで怪しさ満点ですね~。

NHKはご存じの通り、国営の団体です。

そんな国営の団体が、登録もしていないメールアドレスを知っているんです。

それを隠さずこうして堂々とメールを送るつけてきている。

これだけでも相当な怪しさです。

そもそも登録をしたことがないアドレスなので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得していることになります。

NHKがこんなことするでしょうかね~。

しているとしたら、大炎上ものだと思います。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 企業署名がない&連絡先の記載がない

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見てみたいと思います。

こうした企業や国営団体がメールを送る場合、通常企業署名や団体署名が入っていてしかるべきです。

どこの誰がこのメールを送っていますよ。

そして何か問題があればここに連絡くださいね。

しかし、今回のメールを見てみると、NHKとは名乗っていますが、どこの部署が担当していて、どこに連絡をすればいいのか一切の記述がないんです。

これは相当怪しい。

少なくとも自分の所の住所、電話番号、担当部署くらいは書くものです。

それが日本のビジネスシーンでは当たり前。

お金が発生することでもありますからね、詳細を確認したい人もいることでしょう。

そうしたことが一切書かれていない、これもまた怪しいポイントとなりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットでは当たり前の事項となっています。

そこで、こうした性質を利用し、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているはずですよね。

これら2つのURLを比較してみたところ、全く違っていることが判明。

これはもう決定的に怪しいポイントと言えます。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りましょう。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信した

2.企業署名&連絡先が明記されていない

3.リンク先URLが公式サイトのURLが全然違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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