Appleを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAppleを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「通知_Appleアカウント参照ID_APP_18703870に関するご対応のお願い」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速ですがメール本文です。
転記開始
件名「通知_Appleアカウント参照ID_APP_18703870に関するご対応のお願い」
セキュリティ上の理由により、お客様の Аррlе lD がロックされています。システムがいくつかの不成功の試みを検出しました。
アカウントのロックを解除する前に、身元を確認する必要があります。
に行く (AppIe lD)(リンク) すぐにあなたの情報を確認してください今すぐ確認(リンク)
私たちは24時間以内にあなたからの応答を受信しない場合、アカウントがロックされます。
Appleサポート
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転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAppleに登録していないメールアドレスです。
怪しいですねぇこれは。
登録していないメールアドレスで受信している一方で、登録しているメールアドレスにもAppleからのメールが来ています。
どちらが本物でしょうかね?
まあ聞くまでもありませんよね。
当然登録しているメールアドレスの方に送ってきているのが本物のAppleでしょう。
そもそも登録したことがないメールアドレスに送られてきているので、どこでメールアドレスを入手したのか?という問題が出てきます。
本人が承知していないところで、メールアドレスを入手していることになります。
とても気持ち悪く、とても怪しいと感じるポイントにもなりました。
怪しいポイント② アカウントがロックされたという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
メール本文を見てみると、こんな記述がありました。
「セキュリティ上の理由により、お客様の Аррlе lD がロックされています。」
IDがロックされた。
なんだか文章がおかしい気もしますけどね。
それを言うなら、IDではなくアカウントがロックされたんだろ・・・とツッコミを入れたくなります(笑)
まあそういうことらしいので、実際に本当にそんなことが起こっているのか確認してみましょう。
Appleの公式サイトにアクセスしてログインしてみます。
すると普通にログインできて、何も制限を受けていない状態であることが分かります。
これは・・・嘘でありますね(笑)
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれていることが確認できないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったところで、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね~。
これはインターネットの仕様であり、全世界共通のルールです。
そこでこの仕組みを利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確かめてみたいと思います。
公式サイトであれば、URLの文字列に公式サイトのURLが含まれているはずです。
やり方は、それぞれのURLを見比べてみるだけといたって簡単。
比較してみたところ、これが全く違っておりました!
これはもう決定的に怪しいと言えるポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれている事実が確認できない
3.リンク先URLが公式サイトと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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