Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【情報】 Amazon.co.jp:お客様のお支払い方法が承認されません #878-9432229-8945733」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:【情報】 Amazon.co.jp:お客様のお支払い方法が承認されません #878-9432229-8945733
お客様のお支払い方法が承認されません。
親愛メールアドレス
請求情報を確認できません。
お支払い方法を直ちに更新する.請求先情報の確認が完了するまで、お客様のアカウントへのアクセス、新規のご注文の受付を停止させていただきますので、ご了承ください。
Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
Amazon.co.jpカスタマーサービス支払方法を更新する (リンク)
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
しかもこの間、登録しているメールアドレス宛には本物のAmazonからメールが送られてきています。
どちらが本物かは・・・いうまでもありませんよね。
登録しているメールアドレスに送ってきている方が本物のAmazonでしょう。
そもそも登録していないメールアドレスに送られてきているので、そのメールアドレスをどうやって入手したのか?という問題があります。
本人が承知していない方法でメールアドレスを入手しているという時点で、あり得ません。
これがまず最初の怪しいポイントとなりました。
怪しいポイント② アカウントへのアクセスを停止するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「お客様のアカウントへのアクセス、新規のご注文の受付を停止させていただきますので、ご了承ください。 」
どうやらアカウントへのアクセスを停止したということのようです。
そうですか・・・ということで、これが本当かどうかを確認してみたいと思います。
実際に公式のAmazonにアクセス。
アカウントにアクセスしてみると、ちゃんとアクセスしてログインすることができました。
はい、メールに書かれているような事実はありませんでした。
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれている事実が確認できないということになりましたね。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったところで、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通の仕様です。
そこで、この仕様を利用しメールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみましょう。
やり方は簡単で、それぞれのURLを比較してみるだけです。
本物であれば、公式サイトのURLの文字列が入っているはずですからね。
実際に比較してみたところ、これらのURLが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりましたね。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールに書かれている事実が確認できない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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