AEON株式会社イオン銀行を名乗る「緊急の連絡 [メールコード 476255594764443」にご注意を

aeon株式会社メール 注意喚起

AEON株式会社イオン銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回はAEON株式会社イオン銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「緊急の連絡 [メールコード 476255594764443」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

aeon株式会社メール

転記開始

件名:緊急の連絡 [メールコード 476255594764443

AEON CARDをご利用いただきありがとうございます。

現在弊社では、お客さまが弊社にご登録いただいている各種情報※について、最新の情報かどうかを確認をさせていただいております。
下記URLにアクセスし、お手続きを完了してください。

ご利用確認はこちら(リンク)

URLの有効期限は、24時間です。
24時間経過後は、再度お手続きが必要となりますので、ご注意ください。
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■ご依頼の背景
近年、複雑化・高度化する金融サービスを悪用したマネー・ローンダリングやテロリストへの資金供与の未然防止への対応がますます重要となってきております。
弊社におきましては、金融庁および経済産業省が公表している「マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策に関するガイドライン」等を踏まえ、お客さまが弊社にご登録いただいている各種情報等について、現在の情報に更新されているかどうかを確認させていただいております。
お客さまにはお手数をおかけすることとなりますが、よろしくお願い申しあげます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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本メールは、重要なお知らせのため、メール配信をご希望されないお客さまへも配信しております。
本メールは、送信専用です。ご返信いただいても対応はいたしかねますのでご了承ください。


転記終了

aeon株式会社メール



怪しいポイント① イオン銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はイオン銀行を利用していません。

利用していない銀行からメールが送られてくるのはおかしいですよね。

利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていないということです。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうか?

そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントにもなりますね。

教えたことがないものを知っているんですから・・・。

利用していないのに送ってくること自体、意味不明です。

案内メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそんな内容ではないですからね。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 登録している情報が最新かを確認という内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文では、こんな記述がありました。

「現在弊社では、お客さまが弊社にご登録いただいている各種情報※について、最新の情報かどうかを確認をさせていただいております。 」

銀行なら弊社ではなく弊行というんじゃないかと思う所もありますが・・・。

まあそれは置いておいて、登録している情報が最新かどうかを確認してくれという内容となっていますね。

しかしこれはおかしな話。

上でも書いたように、私はイオン銀行を利用していません。

利用していないということは、何も情報登録を行っていないことを意味しています。

その登録したことがない情報を確認してくれと言われているんですよね~。

登録した情報がないのに、それを確認することなんて当然できません。

これは物理的にあり得ないと思いますね。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。

 

怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.登録したことがない情報を確認しろというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

イオンの公式サイトでも注意喚起が行われています。

こちらも併せて頂くと良いかもしれませんね。



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