Rakutenを名乗る不審なメールが出回っています
今回はRakutenを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【楽天市場】より会員個人情報を更新できませんでした(自動配信メール)」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【楽天市場】より会員個人情報を更新できませんでした(自動配信メール)
残念ながら、あなたのアカウント
楽天会員個人情報 を更新できませんでした。
これは、カードが期限切れになったか。請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由で発生する可能性があります。アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため
楽天会員個人 情報を確認する必要・ェあります。今アカウントを確認できます。
ログイン(リンク)なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
発行元 楽天株式会社
リンク
TEL: 050-5312-1139
Copyright c Rakuten, Inc. All Rights Reserved.
転記終了
怪しいポイント① 楽天を利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。
利用していない会社からこうしてメールが送られてくるのは、おかしいですよね。
利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。
これが案内メールならまだ分かるんですけどね。
内容を見てみると、そうしたメールでもありませんでした。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?
そんなことも疑問に思うとともに、怪しく感じるポイントにもなります。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
楽天ほどの大企業がそうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えませんね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 登録していない個人情報が更新できないという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「楽天会員個人情報 を更新できませんでした。」
楽天会員の個人情報が更新できない。
そんな内容となっていましたね。
これはある意味当たり前の話なのですが、お菓子話でもあります。
上でも書きましたが、私は楽天のサービスを利用していません。
これは個人情報を登録していないということであり、その登録していない個人情報が更新できないといっていることになるんですよね。
ある意味で当たり前(笑)
登録していないものを更新できるわけがないということでは当たり前。
そもそも登録していないものを更新なんてのはあり得ない話ですからね。
怪しいポイントの2点目は、こうしたありえない内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは、3つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.登録していない個人情報が更新できないというありえない内容
3.リンク先URLと公式サイトのURLとが違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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