ヤマト運輸株式会社を名乗る不審なメールが出回っています
今回はヤマト運輸株式会社を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【ヤマト運輸】お届け時ご不在のご連絡」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:【ヤマト運輸】お届け時ご不在のご連絡
【ヤマト運輸】いつも大変お世話になっております。
重要なお荷物が届きましたが、荷物に不備があり、受取人と連絡が取れませんでした。 お客様がこの荷物の受取人であるかどうかを確認したく、ご連絡させていただきました。
そのためにアプリを更新して受け取り情報を確認ください。
できるだけ早く、再度の配送を手配いたします。
→アプリを更新してください(←リンクを切ってます)(リンク)
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お客様にはご不便、ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。
ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
48時間以内に確認が取れない場合、お荷物は返却されますのでご注意ください。
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電話 03-3541-3411
ヤマト運輸株式会社
YAMATO TRANSPORT CO., LTD
転記終了
怪しいポイント① ヤマト運輸にメールアドレスを登録していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はヤマト運輸にメールアドレスを登録したことがありません。
メールアドレスを教えていないんですよね。
それなのにこうしてメールが送られてきている。
これだけでも相当怪しい話。
どこでメールアドレス入手した?という話です。
そもそも教えたことがないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを入手しているということになります。
ヤマト運輸ほどの大企業が、こんな方法でメールアドレスを入手するでしょうかね?
私はしないと思います。
していたら大炎上もの・・・。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 件名と内容が違う
怪しいポイントの2点目として、件名とメール本文に注目してみたいと思います。
件名は「【ヤマト運輸】お届け時ご不在のご連絡」となっていました。
しかし内容を見てみると「重要なお荷物が届きましたが、荷物に不備があり、受取人と連絡が取れませんでした。 お客様がこの荷物の受取人であるかどうかを確認したく、ご連絡させていただきました。」といっています。
件名が不在連絡なのに対し、内容は連絡が取れないから何とかしてくれという内容。
全く違っていますよね。
不在連絡は持って行ったけどいなかったよというものなのに対し、内容は持っていけないから教えてと言っています。
こんなところにも怪しさを感じてしまいますね~。
怪しいポイントの2点目は、件名と内容が違うということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスに送られてきた
2.件名と内容が全く違った
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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