JCBを名乗る不審なメールが出回っています
今回はJCBを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「【JCBード会員サービス】利用のお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは、メール本文です。
転記開始
件名：【JCBード会員サービス】利用のお知らせ
【MyJCBカード】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。■ご利用確認はこちら（リンク）
弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、
大変お手数ではございますが、下記ＵＲＬからログインいただき、ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。──────────────────────────────────
株式会社ジェーシービー━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者■株式会社ジェーシービー
東京都港区南青山5-1-22
──────────────────────────────────
JCB Co., Ltd. 2000
転記終了
怪しいポイント① JCBのサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、私はJCBのサービスを利用していません。
利用していないサービスについてこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
利用していないサービスのメールなので、全く身に覚えがありません。
また、利用していないということは登録もしていないということ。
このメールアドレスをどこで入手したんでしょうかね？
そんな疑問もわいてきてしまいます。
怪しいポイント② 存在しないカードに制限がかかるという内容
怪しいポイントの2つ目として、メール本文に目を向けたいと思います。
メール本文では「カードのご利用制限が継続される」とあります。
怪しいポイント①でも書きましたが、私はJCBのサービスを利用していません。
故にカードも持っていないし、存在していないんですよね。
それを利用制限するとは・・・。
どうやってやるんでしょうかね(笑)
存在しないカードに対して、利用制限をする。
物理的に矛盾している内容が、怪しいポイントの2点目となります。
怪しいポイント③ リンク先URLがJCB公式のURLと違う
怪しいポイントの3つ目として、メールに貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、URLまでコピーすることはできません。
そこで、メールに貼付されているリンク先URLと、公式のURLを比較してみることに。
すると、これが全く違うことがわかりました。
これはもう・・・かなり怪しいですね～。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
１．利用していないサービスについてのメールだった
２．存在しないカードに利用制限をすると言う内容だった
３．リンク先URLが本物と違った
どれをとっても、怪しいなと思える内容となっていましたね。
リンクはクリック（タップ）しない！！
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック（タップ）しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック（タップ）しない！！
これを徹底したいものです。
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