三菱UFJ銀行を名乗る「(三菱UFJ銀行)お客様の直近の取引における重要な確認について。」にご注意を

三菱UFJ銀行メール 注意喚起

三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回は三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「(三菱UFJ銀行)お客様の直近の取引における重要な確認について。」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

三菱UFJ銀行メール

転記開始

件名:(三菱UFJ銀行)お客様の直近の取引における重要な確認について。

三菱UFJダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。

当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 6 2 3 に基づくご依頼となります。

お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。

 

> 確認(リンク)

 

一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。

お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。

——————————————————
本メールの送信アドレスは送信専用となっております。
返信メールでのお問い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。


株式会社三菱UFJ銀行
リンク
no:12978561980

転記終了



怪しいポイント① 三菱UFJ銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は三菱UFJ銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね~。

これはおかしな話。

利用していないんですからね、メールを送られてくるいわれがありません。

百歩譲って営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容でもありませんでした。

銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな疑問も出てきますね。

そして怪しく感じるポイントにもなります。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこうした方法でメールアドレスを取得するでしょうかね?

私はしないと思いますが。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しない口座の取引を制限するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。」

口座取引を一部制限するなんて、穏やかではないことが書かれていますね~。

しかしこれはあり得ない話なのです。

上でも書きましたが、私は三菱UFJ銀行を利用していません。

これは口座を作ったことがないということを意味しており、物理的にこの世に口座が存在していないのです。

そんな存在しない口座に対して、口座取引を一部制限するなんて言っているんですよね~。

これはおかしな話です。

存在しない口座なので、そもそも取引がありませんしできません。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座の取引を一部制限するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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