重要なお知らせを名乗る不審なメールが出回っています
今回は重要なお知らせを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「お支払い方法を更新してください知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:お支払い方法を更新してください知らせ
プライムをご利用いただきありがとうございます。
プライムの会費のお支払いにご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため、プライムの会費(税込500円)をご請求することができませんでした。
24時闇 以内にお支払方法を更新いただけない場合は、お客様のプライム会員資格はキャンセルされます。
引き続きプライムの特典をご利用されたい場合、以下のリンクから関連情報を更新してください 。
支払い情報を更新する (リンク) ■注意事項
※確認には最大48時間(場合によってはそれ以上)かかることがあります。
※お使いの携帯電話が当社のウェブサイトにアクセスできない場合は、「ブラウザで開く」を選択してください。
※このメールは、受信メールを受け入れることができない通知専用アドレスから送信されました。このメッセージには返信しないでください。このメールが届くのはなぜですか?
このメールをプロフィールの主要連絡先として作成し、重要なニュースと更新情報に登録しました。アカウントに関連するすべてのイベントが自動的に通知されます。今後ともよろしくお願いします。
© 2022 Arnazon.corn. All rights reserved.
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてくるのはおかしいですよねぇ。
どこでメールアドレスを入手したのか?という問題も出てきます。
これも気持ち悪く、怪しく感じるポイントですね。
しかもこの間、本物のAmazonからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
これはどういうことか。
どちらが本物かは、分かりますよね(笑)
そもそも今回受信たいメールアドレスは教えたことがないので、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
Amazonがこんな方法でメールアドレスを収集するでしょうか。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 送り主が一番最後まで書かれていない
怪しいポイントの2点目として、このメールの送り主について確認してみましょう。
まずメールの送り主については「重要なお知らせ」を名乗っています。
これだけでは、どこの誰から送られてきたのかが全く分かりません。
件名を見ても全く同じ。
どこにもどこの誰が送ってきたか?が書かれていないのです。
その後メール本文を見てみても、どこの誰から送られてきたのかが全く分かりません。
メールの最後を読むとようやく
「© 2022 Arnazon.corn. All rights reserved.」
という表記があります。
これよく見るとAmazonじゃないんですよね。
Arnazon(Arnazon)となっています。
怪しすぎる(笑)
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この法則を利用してメールに貼付されているリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているはずですからね。
これら2つのURLを比較してみた結果、全く違っていることが判明。
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.そもそもAmazonではなくArnazon(そんな会社知らない)
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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