Amazon.co.jpを名乗る「アカウントは2月26日に削除されます。違反記録は司法に提出されます、AMAZONをご利用いただきありがとうございます。」にご注意を

注意喚起

Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています

今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「アカウントは2月26日に削除されます。違反記録は司法に提出されます、AMAZONをご利用いただきありがとうございます。」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

転記開始

件名:アカウントは2月26日に削除されます。違反記録は司法に提出されます、AMAZONをご利用いただきありがとうございます。

Amazon お客様

アカウント メールアドレス は  2023/02/26 00:00  に削除されます。システムがアカウントで悪意のあるトランザクションと誤ったコメントを検出し、前の電子メールで確認を取得しなかったためです。システムがエラーまたは非個人的な行動を検出した場合は、確認のために個人情報を送信し、アカウントを再開してください。すでに情報を送信している場合は、このメールをスキップしてください。

アカウント:メールアドレス

システムはエラーまたは非私自身的な動作を検出しますか?管理コンソールにログインして、アカウントを確認して再アクティブ化してください。

アカウント情報を確認して、使用を再開します(リンク)

  • パスワードは誰にも教えないでください
  • 個人情報とは関係なく、推測されにくいパスワードを作成してください。
  • アカウントごとに異なるパスワードを使用してください。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

Amazon チーム

転記終了



怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。

登録していないのですから、メールを送られてくる理由がありません。

ちゃんと登録しているメールアドレスがあり、そちらには本物のAmazonからメールが送られてきています。

どちらが本物かは、分かりますよね。

当然登録しているメールアドレスに送ってくる方が本物でしょう。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

そんな方法でAmazonほどの大企業がメールアドレスを取得するとは思えませんね。

 

怪しいポイント② 存在しないアカウントを削除するという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

アカウント メールアドレス  は  2023/02/26 00:00  に削除されます。

アカウントには今回受信したメールアドレスが表示されていました。

しかしこれはおかしな話。

私が使っているのはほかのメールアドレスです。

このメールアドレスでアカウントを作ったことは無いんですよね。

これはこのメールアドレスのアカウントが物理的に存在していないということを意味しています。

そんな存在していないアカウントを削除すると言っているんです。

元からないものを削除なんてできるのか?なんて疑問も持ちますが(笑)

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信した

2.存在しないアカウントを削除するという内容

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。

併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m



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