みずほ銀行を名乗る「【重要・緊急】入金制限のお知らせ」にご注意を

みずほ銀行メール 注意喚起

みずほ銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回はみずほ銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【重要・緊急】入金制限のお知らせ」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

みずほ銀行メール

転記開始

件名:【重要・緊急】入金制限のお知らせ

みずほ銀行からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━

お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。

取引規制日時:2023/07/20

取引規制内容
・出金規制
・入金規制

規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。

▶️規制解除(リンク)

※取引制限について 2023/07/20 までにご回答いただけない場合、
お客様のご回答に著しい不足がある場合、 もしくは
ご回答から当社規約第8条(禁止事項)に抵触すると判断した場合、
やむを得ず、お客様の口座を解約させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━

みずほ銀行
登録金融機関 福岡財務支局長(登金)第6号
加入協会 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会
Copyright (c) 2023 Mizuho Bank, Ltd. All Rights Reserved.

リンク Codes to sign in ICANN’s WHOIS Accuracy Specification, we are required to verify any email address used as the Registrant role for domains. You are receiving this email because one or more domains are using your email address, or you have created an account and have not verified youhttps://outlook.live.com

転記終了

みずほ銀行メール



怪しいポイント① みずほ銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はみずほ銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね~。

これは中々おかしな話です。

利用していないのですから、メールが送られてくる理由がありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容でありませんでした。

銀行を利用していないということは、利用等得をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのでしょうか?

これだけでも相当気持ち悪く怪しいポイントになります。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行が、そんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 存在しない口座に取引規制したという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。」

何やら規制が入った、そんなことが書かれています。

具体的にどんな規制なのかと確認してみると、出金規制と入金規制がかかっているんだとか。

しかし、これはあり得ない話。

上でも書きましたが、私はみずほ銀行を利用していません。

利用していないということは、口座を作ったことがなく、口座が存在していないということです。

そんな存在しない口座に出金規制、入金規制をしているということになってしまうんですよね~。

当たり前ですが、存在しないものに規制をかけるなんてことは不可能です。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



 

怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座を規制したというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

みずほ銀行公式サイトでもフィッシングメールに対する注意喚起が行われています。

併せて参考にしていただければと思いますm(_ _)m



コメント

タイトルとURLをコピーしました