Amazon.co.jpを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazon.co.jpを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:928582964518」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:928582964518
ご請求内容のお知らせ
Аmazon お客様
日頃は、Amazon をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
お客様のアカウントは強制停止されています – アカウントで不審なお支払いが検出されました。
取引注文を防ぐために、個人情報を確認する必要があります。
Аmazon ログイン(リンク)
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
概要
処理日
2022/2/19 1:49:22 JST
ご請求金額
¥ 162,682 (税別)
お支払い方法
クレジットカード
Amazon Pay注文番号
P64-9047815-0444109
販売事業者お問い合わせ先
Apple Store
info@apple.com(リンク)
販売事業者ご注文番号
8-25492454
サポート
注文の詳細は、Amazon ページ上部より、Amazon Pay にサインインをクリックしてご確認ください。
ご注文状況や請求内容に関するお問い合わせはApple Store(info@apple.com)にお問い合わせください。(リンク)
ご注文に関するトラブルは、購入者向けAmazonマーケットプレイス保証の対象になる可能性があります。
このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。
c Amazon Services International, Inc.またはその関連会社。
All rights reserved.Amazon PayおよびAmazon Payのロゴは、
Amazon.com, Inc.またはその関連会社の登録商標です。Amazon Services International, Inc. and Amazon Services, LLC
410 Terry Avenue North
Seattle, Washington 98109-5210
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
しかもこの間に登録しているメールアドレス宛には、本物のAmazonからメールが送られてきています。
これはどういうことでしょうかね。
登録しているメールアドレスに送られてきている方が本物のAmazonであることは明白です。
ということは・・・これは怪しいですね。
怪しいポイント② アカウントは強制停止されていますという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けてみたいと思います。
メール本文では「お客様のアカウントは強制停止されています」と書かれていました。
どうやらアカウントが停止したということを言いたいようです。
そこで、これが本当かどうか確かめてみることに。
アマゾンの公式サイトにログイン。
するとログインができ、色々閲覧してみても何も制限が掛かっていません。
ということは・・・このメール嘘じゃないか・・・。
怪しいポイントの2点目は、メールに書かれていることが確認できないということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されていたリンク先URLと公式サイトのURLを比較してみることにしました。
すると、これが見事に違っていることが判明!
これはもう決定的に怪しいと言えるポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信
2.メールに書かれている事実が確認できない
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
どれをとっても怪しいポイントとなっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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