三井住友クレジットカードを名乗る不審なメールが出回っています
今回は三井住友クレジットカードを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させて頂きます。
件名は「🔴 Аmazon.co.jp 重要なお知らせ:お支払い方法変更のお願い」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:🔴 Аmazon.co.jp 重要なお知らせ:お支払い方法変更のお願い
カスタマーサービスからのメッセージ
【重要】Аmazon お客様アカウント緊急停止につきまして(メールアドレス)
利用規約違反によるアカウント1日停止措置について。ご利用いただきありがとうございます。
処理日
2021年9月6日 3:14:58 JSTАmazon に登録いただいたお客様に、Аmazon アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。
Login Amazon
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。よろしく,
Amazon Web Service
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転記終了
怪しいポイント① 三井住友カードを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。。
まず第一に、私は三井住友カードを持っていません。
アカウントも持っていなければ、作ったこともないのです。
そんなカード会社からこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
登録をしこたがないので、もちろんメールアドレスも登録していません。
ということは、どこでメールアドレスを入手したのでしょう?
そんなことを考えてみても、怪しさ満点となっていますね。
怪しいポイント② 三井住友クレジットカードを名乗っておいて内容はAmazon
怪しいポイントの2点目として、メールの内容を見てみましょう。
メールの内容を見てみると、内容は完全にAmazonの事になっています(笑)
なぜ三井住友クレジットカードがAmazonの内容を送ってきているのでしょうか?
この2社については、資本提携関係などは一切ありません。
完全に別法人。
業務提携などをしていれば別ですが、そういう関係にない会社が他社のサービスについて案内してくるということはあり得ません。
これも怪しいポイントと言えるでしょう。
怪しいポイント③ メールの内容が嘘
怪しいポイントの3点目もメール本文。
こんな記述があります。
「利用規約違反によるアカウント1日停止措置について。中略。処理日2021年9月6日 3:14:58 JST 」
どうやらアカウント停止処置を受けたようです(笑)
ということで早速Amazonにログインしてみることに。
無事ログインできました(笑)
怪しいポイントの3点目は、メールの内容が嘘ということになります。
怪しいポイント④ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの4点目として、メールに貼付されているリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
そこで、メールに貼付されているリンク先URLと、公式サイトのURLを比較してみることに。
するとこれが見事に違っていることが判明しました。
これはもう決定的と言えそうです。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは4つありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.三井住友クレジットカードを名乗って他社であるAmazonの内容だった
3.メールの内容が嘘だった
4.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上4点、どれをとっても怪しさ満点の内容となっていましたね~。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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