野球
日本で人気のあるスポーツといえば、真っ先に挙がるのが野球かもしれませんね。
プロ野球(NPB)は古くから日本に根付いており、プロスポーツといえば野球といったイメージも。
ニュースなどで取り上げられることも多く、そこで知ることも多いものの一つです。
昔は公園へ行けば野球をしているというのも珍しくなかったようですが、最近は公園での野球が禁止されていることも多いようでそれ程見ないような気が・・・。
それ以外のスポーツが台頭してきたってのも大きいかもしれませんが。
今回はこの野球の話をしていこうと思います。
試合をするには球場が必要
野球に限った話ではありませんが、試合をするとなった場合にはその試合をするための球場が必要となります。
日本には大小さまざまな球場が設置されており、有名なところでは阪神甲子園球場や東京ドーム、最近完成したばかりのエスコンフィールドHOKKAIDOがあります。
プロの試合が興行として行われることもあれば、高校野球など学生野球が開催されることも。
ひとえに球場といっても利用しているのはプロ以外もたくさんあって、そこに制限はそれほど内容に思います。
お金さえ払えば素人でも借りることができるようですね。
東京ドームをみれば分かりますが、スポーツ以外でも利用が可能です。(コンサート、ライブ、結婚式ができるという球場もあるようです)
球場によりグラウンドの広さが違う
野球はほかのスポーツとは違う特異なことがいくつかありますが、その一つが「グラウンドの広さ」です。
野球場は数多くありますが、それぞれサイズ感が異なります。
これはほかの競技場でも同じで、収容人数や会場設備の問題で大きくなったり小さくなったりすることは分かります。
しかし、問題はグラウンド。
競技で使うグラウンドのサイズは球場によってまちまちとなっており、野球をするときに有効となる広さが球場ごとに違うのです。
他のスポーツでは厳格に広さが決められている
ここがほかのスポーツと野球を比べた時の特異点の一つ。
他の競技では試合をするコートの広さは厳格に決められています。
それ以上広くてもいけませんし、狭くてもいけません。
例えばサッカーはフィールドの広さがきちんと決められており、ゴールの大きさも決められています。
プレーする年代によって広さは変わりますが、同じ年代であれば全部同じに統一しなければなりません。
Aというスタジアムはフィールドが広くてゴールが狭い、Bはフィールドは狭いがゴールは広いなんてことはあり得ません。
バスケットボールも同じで、コートの広さ、ゴールの高さ、ゴールの内径なども全部同じ。
場所によってゴールが高かったり低かったり、リングが広かったり狭かったりすることはあり得ません。
球技以外でも相撲の土俵というのは厳格にサイズが決められていますね。
球場によって差が出る
話を野球に戻しますが、球場ごとに広さなどが違う。
そうなると何が起こるか?というと、球場によってプレー結果に差が出てくるということになります。
例としてAという球場は狭いのでホームランがよく出る、Bという球場は広いのでホームランがあまり出ない。
実際にこうしたことがあるといわれます。
同じ飛距離の打球を打ったとして、Aではホームランになって、Bではホームランにならない。
そんなことが起こるんですね。
公平公正が言われることが多いスポーツでこれはどうなのか?と感じる人がいてもおかしくはありませんよね。
ゴルフやマラソン、カーレースなども場所ごとに違う
じゃあ野球と同じように会場ごとに広さや条件が代わる競技ってあるのかって話ですが・・・。
これがそれなりにあるんですよね。
メジャーなスポーツでも。
代表的なものの一つがゴルフ。
ゴルフも世界的に見てよくプレーされているものの一つと思いますが、これもゴルフ場によってサイズ感は様々。
グリーンの場所も違うし、バンカーや池といった構成も違う。
陸上競技のマラソンも野球と同じようにコースによって条件が変わりますよね。
42.195kmという距離は同じですが、アップダウンの数や勾配角度も違いますし、曲がり角の数も違うでしょう。
走りやすい、走りにくいがコースごとに当然出てくると思います。
そしてもう一つ、カーレースもコースごとに違う特徴を持ちます。
F-1やWRCなどが世界最高峰のレースといわれますが、これもコースごとにストレートの長さも違えば距離が違うこともあり、カーブのきつさや数も違います。
ラリーに至っては舗装路のコースもあれば未舗装路のコースもあったり。
カーレースについては全然条件違いますね(笑)
そんなこんなで、野球以外にもこうして条件が変わるものってのもいくつか存在しています。
まだほかにもあるとは思いますが、スポーツは種目ごとにこうした特徴もあるようです。
コメント