【暮らしの豆知識】時間の表現方法の一つ「押す」ってどんな意味？

「押す」

世の中にはいろんな表現方法があり、面白い表現方法もあったりしますね。

よくこんな表現するなあなんて思うものもしばしば。

時間の表現方法にしてもいろんな表現がありまして、その一つが「押す」という表現。

時間なんて物理的に存在していないのだから押せないでしょ・・・なんて意味では当然ありません。

物理的に押すという意味ではない意味で使われる表現です。

「時間が押している」みたいな感じで使われていることがある表現方法。

何気に結構使っている方も居る表現方法なのかなと思いますね。

時折聞くことがあります。

ではこの時間についての「押す」とはどんな意味なのでしょうか？

時間についての「押す」という意味は「予定よりも遅れている」という意味です。

12:00に終わる予定だったものが、12:00を過ぎても終わっていない。

これが時間が押している状態。

こうした時に「時間が押してるな」といった表現をします。

普通に遅れてるなでもいいとは思うんですけどね( ﾟДﾟ)

そういう表現を使わずに、時間が押してるといった表現を使っている人が結構います。

時間なんて物理的に存在していないものを押すなんて面白い表現方法ですよね。

では実際どんな感じで使われているのか？

そんなことも見ていきたいと思います。

・押してるな～（予定より遅れているな～）

・時間押してるから早めに（予定より遅れているので早めに）

・時間押しちゃったね（時間が予定より遅れちゃったね）

・次の予定があるから押せない（次の予定があるから予定より遅れることができない）

遅れるという意味で使われていますが、いろんな使い方がありそうですよね。

遅刻などの時には使っている人はほとんどいないと思いますが、仕事をしている時に予定通り行っていないときに使っている人が多い印象です。

時間が遅れていることを押すという。

では反対に予定より早くなっている時のことを何というのか？

それは「巻く」といいます。

時間が巻くといったときには予定よりも早くなっていることを意味していて、押すといったときには反対に贈れていることを意味している。

押すの反対だから引くじゃないのかよと思う所ですが、それがまた違う所も面白い所ですね。

巻くと押す、時間の表現方法ではこれが正反対のこととなっています。