【暮らしの豆知識】午後の時間を意味する「PM」は何の略？

PM

世の中には様々な時間表現が存在しています。

現代社会において時間は共通の概念となっており、時間を守るというのは社会人では常識とされているくらい。

それくらいきっちりとしている時間ですから、表現方法も増えているのかもしれませんね。

そんな時間の表現方法ですが、その一つには「PM」というものがあります。

PMというのは午後を意味しており、時間の前にPMとつけることが多いですよね。

PM5:00、PM6:00といった感じに。

これらの時間帯は夕方の時間を指しており、PMがついていることで分かる時間。

もしついていなければ、朝の5時なのか、夕方の5時なのか勘違いする要因になります。

時にこのPMという表現方法ですが、何かの略となっています。

それが何の略だかご存じでしょうか？

日ごろ何気なく使っている略語ですが、何の略か迄知っている人はそれほど多くはないのかもしれません。

「PM」は「Post Meridiem（ポスト・メリディイム）」の略となっています。

あまり聞きなじみのないような、そんな印象。

特に後半。

なんじゃそりゃって感じも。

PostのPとMeridiemのMをとって、PMという略語となっているんですね。

略語の正式名称を聞いても、なんかぴんと来ない・・・。

そんな方もいらっしゃるかもしれません。

PMは元々ラテン語となっており、英語ではありません。

そこが聞きなじみがないにつながるところとなっていそうです。

Meridiemは「正午」を意味しており、Postは「～の後」という意味。

これらを一緒にしてみると、正午の後ということになり、午後という解釈が成り立ちます。

意味が分かってしまうと、ああなるほどねと納得もできるところですが、普段あんまり接していない言葉は何となく難解な感じもしてしまいますorz

PMは午後。

そんなことが共通理解としてありますが、PMはそれ以外の意味を持っているケースがあります。

時間表現の時には午後ですが、それ以外の場面ではまた違った意味になりますね。

よく聞かれるのが、仕事などで使われている階級を意味する「PM」。

こちらは「Project Manager（プロジェクト・マネージャー）」という意味となっており、午後という意味ではありません。

時間に関しては午後ですが、それ以外では全く意味が変わる。

略語はいずれもそうしたものとなっていますが、混同しないようにしたいものです。