NHKプラスを名乗る不審なメールが出回っています
今回NHKプラスを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【NHKプラス】アップグレードサービスお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名:【NHKプラス】アップグレードサービスお知らせ
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NHKのサービスをご利用いただきありがとうございます、
NHKがNHKプラスにアップグレードされました
**********************************************************************%モスクワ郊外で開催された「伝統」
NHKのサービスをより有効に活用するためには、
より良いサービスを提供し、サービス品質を向上させるために
NHK契約をアップグレードする必要があります
アップグレードは無料で、追加の負担はありません
NHKアップグレードの内容を以下に説明させていただきます%モスクワ郊外で開催された「伝統」
★パソコンやスマートフォン、タブレットで、総合テレビやEテレの番組を放送と同時に視聴できます
★総合テレビやEテレの番組を放送後から1週間いつでも視聴できます。
★見逃し番組をジャンルやテーマ別に並べ、番組を見つけやすくしました
★見逃し番組を、日付やチャンネル、キーワードで探すことができます
NHK +にアップグレードした後、12か月の手数料免除を提供します。
ご不便をおかけして申し訳ありませんが、
————————%モスクワ郊外で開催された「伝統」
NHKプラスのご利用手続きありがとうございます。
以下のURLをクリックし、必要な項目の入力をお願いいたします。
リンク
==========
本メールは重要なお知らせのため、配信停止はできません。
本メールは配信専用のアドレスからお送りしております。
本メールに返信いただいても、お問合せにお答えすることができません。
==========
日本放送協会
〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1
==========%モスクワ郊外で開催された「伝統」
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation).
転記終了
怪しいポイント① NHKに登録していなメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、NHKに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
登録している方に送られてくるのならわかります。
しかし、こうして登録もしたことがないメールアドレスに送られてきているんですよね。
そもそも登録をしていないメールアドレスということで、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになってしまいます。
公共放送であるNHKがこうした方法でメールアドレスを取得するものでしょうかね?
私はしないと思いますが・・・。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 必要な項目の入力という内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「以下のURLをクリックし、必要な項目の入力をお願いいたします。」
何やらアップグレードをするのに必要な項目の入力が必要だと言っています。
がしかし、NHKにはいろいろと個人情報の提出をしています。
わざわざ改めてそれをする必要ってないですよね。
必要なら登録情報から使えばいいわけで、アップグレードのためにわざわざ再入力というのは怪しさ満点。
ある情報を使えばいいだけですからね。
アップグレードをするかしないかを返答してくださいということなら話は分かりますけど。
怪しいポイントの2点目は、必要情報を入力しろという内容ということになりました。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.アップグレードのためにわざわざ必要項目を入力しなければならない点
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
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