P-oneカードを名乗る不審なメールが出回っています
今回はP-oneカードを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【最終警告】ポケットカード からの緊急の連絡 」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。
転記開始
件名：【最終警告】ポケットカード からの緊急の連絡
【P-oneカード （リンク）】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。■ご利用確認はこちら（リンク）
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
───────────────────────────────■発行者■
pocketカード株式会社（リンク）
〒105-0011東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー
──────────────────────────────────
Copyright © Pocketcard Co,Ltd. All rights reserved.
転記終了
怪しいポイント① P-oneカードを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、私はP-oneカードを利用していません。
利用していないサービスからこうしてメールが来ているんですよね。
これはおかしな話。
怪しさ満点ですね。
サービスを利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。
利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがないということです。
ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうか？
中々気持ち悪い話にもなってきましたね。
これもまた怪しく感じるところであります。
そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。
信用第一のカード会社がこんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えませんけどね。
まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。
怪しいポイント② 存在しないカードの利用を一部制限するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文では下記のような記述がありました。
「このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」
本人の利用かどうか確認したい取引があり、それを理由にカードの利用を一部制限した。
そんなことが書かれていました。
しかしこれはあり得ない話なんですよね。
上でも書きましたが、私はP-oneカードを利用していません。
これは物理的にカードを発行しておらず、カードが存在していないことを意味しています。
その存在しないカードが誰かに使われることもあり得なければ、存在しないカードの利用を制限することもあり得ません。
こんなあり得ないことばかりが書かれているというメールとなっていました。
怪しいポイントの2点目は、あり得ない内容のメールということになりましたね。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットのルールであり、全世界共通です。
そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。
公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。
2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明！
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは3つありました。
１．利用していないサービスからのメールだった
２．存在しないカードの利用を制限するというあり得ない内容だった
３．リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていました。
リンクはクリック（タップ）しない！！
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック（タップ）しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック（タップ）しない！！
これを徹底したいものです。
コメント