三井住友信託銀行を名乗る「【三井住友信託銀行】取引を規制いたしました。」にご注意を

三井住友信託銀行メール 注意喚起

三井住友信託銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回は三井住友信託銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【三井住友信託銀行】取引を規制いたしました。」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

三井住友信託銀行メール

件名:【三井住友信託銀行】取引を規制いたしました。

三井住友信託ダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。

お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。

取引規制日時:2023/03/24

取引規制内容
・出金規制
・入金規制

規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。

> 規制解除 リンク

取引制限について 2023/03/24 までにご回答いただけない場合、
 お客様のご回答に著しい不足がある場合、 もしくは
 ご回答から当社規約第8条(禁止事項)に抵触すると判断した場合、
 やむを得ず、お客様の口座を解約させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
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【お問い合わせ先】
三井住友信託銀行インフォメーションデスク
0120-977-641
(受付時間)平日・土・日・祝 9 時~17

━━━━━━━━━━━━
三井住友信託銀行株式会社金融機関コード : 0294

登録金融機関 関東財務局長(登金)第649

加入協会: 日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会

Copyright (c) Sumitomo Mitsui Trust Bank, Limited. All rights reserved.

転記終了

三井住友信託銀行メール



怪しいポイント① 三井住友信託銀行を利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は三井住友信託銀行を利用していません。

利用していない銀行からこうしてメールが送られてきているんですよね。

これはおかしな話。

利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがありません。

営業メールならまだ百歩譲ってわかりますが、内容を見てみると完全にそんなメールではなく。

相当な怪しさです。

銀行を利用していないということは、利用登録をしたことがないということです。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしていないんですよね。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんなことも疑問に思うと共に、怪しく感じるポイントにもなります。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

信用第一の銀行がこうした方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 取引を規制したという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。」

何やら取引を規制したということで、メールが来ているようですね。

規制内容としては、出金規制と入金規制ということになっています。

しかしこれはおかしな話。

上でも書きましたが、私は三井住友信託銀行そのものをしていません。

これは物理的に口座を作ったことがないということであり、この世界に物理的に口座が存在していないんです。

そんな存在しない口座に対して規制をしたと言っているんですよね。

そんなことできるわけがありません。

存在していないのですから・・・。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。

 



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していない銀行からのメールだった

2.存在しない口座の取引を規制したというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

三井住友信託銀行の公式サイトでも注意喚起が行われています。

併せてご覧いただければと思いますm(_ _)m



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