重要なお知らせを名乗る不審なメールが出回っています
今回は重要なお知らせを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「お支払い方法の情報を更新!番号:005977052174」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それでは早速メール本文を見ていきましょう。
転記開始
件名:お支払い方法の情報を更新!番号:005977052174
メールアドレス様 メールアドレス
残念ながら、あなたのアカウント
Аmazon を更新できませんでした。
これは、カードが期限切れになったか。請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由で発生する可能性があります。アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため
Аmazon 情報を確認する必要・ェあります。今アカウントを確認できます。
Amazonログイン(リンク)
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。
パスワードを変更した覚えがない場合は、至急(03)-5757-5252までお電話ください。
お知らせ:
- パスワードは誰にも教えないでください。
- 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Amazon
利用規約プライバシー規約パーソナライズド広告規約© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates
転記終了
怪しいポイント① Amazonに登録していないメールアドレスで受信
ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスはAmazonに登録していないメールアドレスです。
登録していないメールアドレスにこうしてメールが送られてくるのはおかしいですよね。
もう一つ重要なこととして、この間本物のAmazonからは登録しているメールアドレス宛にメールが送られてきています。
どちらが本物かは、明らかですよね。
当然登録しているメールアドレスに送ってきている方が本物でしょう。
そして、登録したことがないメールアドレスをなぜ知っているのか?
そもそも教えたことがありませんので、本人が承知していない方法でメールアドレスを収集しているということになります。
Amazonほどの大企業がこんなことしますかねぇ・・・。
最初の怪しいポイントはこうした内容となりました。
怪しいポイント② アカウントをロックするという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目してみたいと思います。
メール本文ではこんな記述がありました。
「24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。」
カード情報や請求住所などが変更されたなどの理由でアカウントを更新できなかった。
24時間以内に確認しなかった場合、アカウントをロックするという内容でした。
そうですか、ということで24時間以上放置してみることに。
メールの通りだとすれば、24時間過ぎればアカウントがロックされるはずです。
24時間以上経過した後、実際にAmazonにログインしてみます。
結果、アカウントはロックされていません。
メールの内容が嘘であったということですね。
怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してい見たいと思います。
サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。
これはインターネットの仕様であり、全世界共通のルールです。
この法則を利用し、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみようというものです。
公式サイトであれば、公式サイトの文字列が入っていてしかるべきですからね。
これら2つのURLを比較してみた結果、全く違っていることが判明。
これはもう決定的なポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りましょう。
今回の怪しいポイントは3つありました。
1.登録していないメールアドレスで受信した
2.メールの内容が嘘
3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う
以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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