VIEW’sNETサービスを名乗る不審なメールが出回っています
今回はVIEW’sNETサービスを名乗る怪しいメールを受信しましたので公開させて頂きます。
件名は「【重要:2022年3月07日まで】弊社へのご登録情報のご確認および更新に関するお願い」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【重要:2022年3月07日まで】弊社へのご登録情報のご確認および更新に関するお願い
≪ビューカード会員の皆さまへ≫
現在弊社では、お客さまが弊社にご登録いただいている各種情報※について、最新の情報かどうかを確認をさせていただいております。
リンク
上記URLから専用サイトにアクセスいただき登録情報の更新をする。
───────────────────
≪回答期限≫ 2022年3月09日───────────────────
■ご依頼の背景
近年、複雑化・高度化する金融サービスを悪用したマネー・ローンダリングやテロリストへの資金供与の未然防止への対応がますます重要となってきております。
弊社におきましては、金融庁および経済産業省が公表している「マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策に関するガイドライン」等を踏まえ、お客さまが弊社にご登録いただいている各種情報等について、現在の情報に更新されているかどうかを確認させていただいております。
お客さまにはお手数をおかけすることとなりますが、よろしくお願い申しあげます。
────────────────
最後までお読みいただきありがとうございました。
────────────────
【ご注意】
・このメールはビューカードのインターネットサービス「VIEW’s NET」にご登録いただき、メールマガジンの配信を希望された会員の方に配信しています。
・このメールにご返信をいただきましても、送信専用のアドレスのため、ご対応いたしかねますのでご了承ください。
・配信先の変更や配信停止は「VIEW’s NET」からお願いいたします。
「VIEW’s NET」にログイン>登録内容変更>VIEW’s NET登録内容変更
VIEW’s NET : リンク
・本メールに関する一切の記事の無断転載および再配布を禁じます。配信元:株式会社ビューカード東京都品川区大崎一丁目5番1号大崎センタービル
URL : リンク
お問い合わせ先 : リンク
よくあるご質問 : リンク
────────────────
Copyright(C) Viewcard Co.,Ltd. All Rights Reserved.
転記終了
怪しいポイント① VIEW’sNETサービスを利用していない
ここからはこのメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず1点目として、私はVIEW’sNETサービスを利用していません。
今回こうしてメールが送られてきているわけでありますが、そもそも利用していないサービスからこうしてメールが送られてきているんですよね。
これだけでも気持ち悪さ全開!
なぜメールアドレスを知っているのか?という話にもなります。
当然登録もしたことがありませんからね。
利用もしていないところからメールが送られてきた。
これがまず最初の怪しいポイントになりました。
怪しいポイント② 登録情報が最新か確認するという内容
怪しいポイントの2点目として、メール本文に注目したいと思います。
メールを読んでみると「現在弊社では、お客さまが弊社にご登録いただいている各種情報※について、最新の情報かどうかを確認をさせていただいております。 」と書かれていました。
登録した情報が最新のものかどうか、改めて確認してほしいという内容です。
がしかし、①でも触れましたが、私はサービス自体利用していません。
ということは、登録している情報が何もないということです。
利用していないのですから。
それを確認しろと言われても、確認するものがありません。
不可能なのです。
怪しいポイントの2点目は、こうした物理的にはあり得ない内容ということになりました。
怪しいポイント③ 同じような内容が別会社名義からも来ている
怪しいポイントの3点目として、この前日に受信したメールに注目してみたいと思います。
前日にライフカードを名乗るメールを受信していました。
この2つのメールを見比べてみると、内容がほとんど一緒であることがわかります。
ライフカード、VIEW’sNETサービスと送ってきている会社が全く違うにもかかわらずです。
こんなこと普通はあり得ません。
内容は同じであっても言い回しや文言が違うのが当たり前。
そう考えると、これは同じ人間が作ったメールではないか?ということを疑いたくなってきますよね。
これが怪しいポイントの3点目となりました。
怪しいポイント④ リンク先URLが公式サイトのURLと違う
怪しいポイントの4点目として、メールに貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。
サイトのURLというのは世界に2つと同じものがありません。
URLはインターネット上の住所みたいなもの。
同じものがあるとどちらにアクセスしていいのか混乱してしまうため、同じものは存在しないという仕様なのです。
どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないということになります。
そこで、本物か偽物かを判断するために、サイトのURL比較をしてみます。
これが違えば偽物の可能性がかなり高いということが言えるということに。
その結果、見事にURLが違っておりまして。
これはもう決定的ともいえる怪しいポイントになりました。
怪しいポイントまとめ
それではまとめに入りたいと思います。
今回の怪しいポイントは4点ありました。
1.利用していないサービスからのメールだった
2.登録していない情報を確認しろというあり得ない内容だった
3.前日に受信していた違う会社のメールと内容がほぼ一緒だった
4.リンク先URLが公式サイトのURLと違った
以上4点、どれも怪しいと思える内容でありました。
リンクはクリック(タップ)しない!!
この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!
これを徹底したいものです。
コメント