RakutenBankを名乗る「楽天銀行のメール設定に異常が発生しています」にご注意を

RakutenBankメール 注意喚起

RakutenBankを名乗る不審なメールが出回っています

今回はRakutenBankを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「楽天銀行のメール設定に異常が発生しています」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

RakutenBankメール

転記開始

件名:楽天銀行のメール設定に異常が発生しています

いつも楽天銀行をご利用いただきありがとうございます。

楽天銀行が不正利用を検知・判断したので、お客様の楽天銀行は取引サービスが利用停止しました。

不正利用による被害拡大を防止のだめ、ご本人に確認して、取引サービスの限制を解除してください。

▽お手続きはこちら

リンク

※このリンクはお客様ご本人様専用のものです。24時間を経過すると無効となりますので、ご注意ください。

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期間中、担当者より確認のお電話をさせていただく場合がございますので、ご注意ください。

▼楽天銀行のセキュリティについてはこちらのWEBサイトよりご確認いただけます。

楽天銀行 リンク

このメールは送信専用です。

ご不明点等は、当行WEBサイトよりお問い合わせください。

楽天銀行 リンク

(CC780)

転記終了

RakutenBankメール



怪しいポイント① 楽天のサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてきているんですよね。

これはおかしな話。

利用していないのですから、メールが送られてくる理由がありません。

営業メールならまだ分かりますが、内容を見てみるとそうした内容ではありませんでした。

楽天を利用していないということは、利用登録をしていないということです。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな問題が出てくるとともに、怪しく感じるポイントになります。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

仮にも銀行を名乗っていて、そんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 利用していないサービスが停止されたという内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「楽天銀行が不正利用を検知・判断したので、お客様の楽天銀行は取引サービスが利用停止しました。」

何やら取引サービスが利用停止したということが書かれています。

しかしこれはおかしな話。

上でも書きましたが、私は楽天のサービスを利用していません。

その利用していないサービスが利用していないのに利用停止されたと言っているんですよね。

利用していないのに利用停止とは何事?

物理的にあり得ないと思いますが・・・。

利用停止とは利用している人が利用できなくなることですよね。

そもそも利用していないのに、利用停止というのはおかしな話になってきます。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.利用していないサービスを利用停止するというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。

 

公式サイトでの注意喚起

楽天公式サイトでも不審なメールについて注意喚起が行われています。

併せてご覧いただくと良いかもしれませんね<m(__)m>



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