【暮らしの豆知識】隠語「お花を摘む（おはなをつむ）」ってどんな意味？

隠語

世の中には直接的な表現をせず、間接的に周りの人がわからないように使う言葉があります。

直接的に表現するのは憚られる、恥ずかしい。

そんな時に使われている言葉ですね。

それを「隠語」なんて呼んだりもしまして。

業界用語となっているものもあれば、世間いっぱいにまで広がっているものも。

隠語にもさまざまなものがあります。

今回はそんな隠語のお話を一つしていきたいと思います。

今回の隠語は、世間一般でも使っている人がいる隠語です。

さて、今回の隠語は「お花を摘む（おはなをつむ）」というもの。

聞いたことがありますか？

会話の中でこうした表現を使われる方が時々いらっしゃいます。

これは言葉そのままの意味ではありません。

これからお花を摘んでくるね！という意味で使っているわけではなく、ほかの事を意味している隠語。

主に女性が使うことが多いイメージのある隠語です。

お花を摘むの隠語としての意味は「お手洗いへ行ってきます」という意味。

直接的にお手洗いへ行ってきます！というのが恥ずかしく、間接的に表現しているというものにもなっていますね。

あんまり男性でこうした表現をする方は、見たことがないかも・・・。

こうした表現を使っている方に出会ったのは、私が社会人になったころです。

上司に連れられ、夜のお酒が飲めるお店へ行った時の事。

お客さんにそれぞれ女性のキャストさんが着かれまして。

トークしながらお酒を飲むというスタイルのお店です。

そこでお話をしていると、女性が「お花を摘んできますね」と言い出しました。

当時の私は意味が分からず、何でお花を摘むんじゃ・・・と思っていたのです(笑)

結局それがトイレであるという意味を上司から教えてもらった思い出。

本当にお花を摘んでいたとしたら、結構な時間がかかりそうなものですが・・・。

隠語として使っている場合は、ただのトイレ。

故にそれほど時間がかからずに戻ってきますよという意味でもあります。

お花を摘んでいるから時間かかるんだろうな～なんて印象も受けがちですが、そうでもないのが現実。

数分で戻ってきたりなんてこともよくあることです。

こうした隠語ってのは、意味が分からないと全く意味不明なので分かりづらい所ですよね。

他にも隠語の話題がありますので、よかったらどうぞ～。