日本放送協会(NHK)を名乗る「【ご注意】NHKサービスの使用に関す」にご注意を

nhkメール 注意喚起

日本放送協会(NHK)を名乗る不審なメールが出回っています

今回は日本放送協会(NHK)を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「【ご注意】NHKサービスの使用に関す」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文をみていきましょう。

転記開始

件名:【ご注意】NHKサービスの使用に関す

メールアドレス 様

NHKのサービスをご利用いただきありがとうございます。

より良いサービスを提供し、サービス品質を向上させるために,
NHK契約をアップグレードする必要があります。

アップグレードは無料で、追加の負担はありません。

以下にアップグレードの内容をご紹介します。

NHKのサービスをより有効に活用するためには、
NHK+アカウントを登録する必要があります。

アップグレードはアドバンテージで、
NHKが提供するものをより多くの画面で楽しむことができます。

顧客により良いサービスを提供するために、更新が必要です。
ご不便をおかけして申し訳ありませんが、
NHK +にアップグレードした後、12か月の手数料免除を提供します。

————————
以下のURLをクリックし、アップグレード操作を実行します。

■ログイン(リンク)

このURLの有効期限は48時間です。48時間以内にアクセスし、入力まで終えてください。
————————
■ メールの内容にお心当たりがない場合は、下記お問合せ先へご連絡ください。
————————
【ナビダイヤル】 0590-099-033
ナビダイヤルをご利用になれない場合は 050-2786-5007
午前9時~午後5時(土・日・祝も受付)
※12月30日午後5時~1月3日はご利用いただけません。
————————
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved.
【通知書】番号:N62206426

転記終了



怪しいポイント① NHKに登録していないメールアドレスで受信

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、今回受信したメールアドレスは、NHKに登録していないメールアドレスです。

登録していないメールアドレスに、こうしてメールが送られてくるのは不自然ですよね。

なぜ登録していないメールアドレスを知っているのか?という問題が出てきしまいます。

これだけとっても怪しさとしては十分。

気持ち悪ささえ感じてしまいます。

そもそも登録をしていませんから、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

ご存じの方も多いと思いますが、NHKは日本の国営放送です。

ということは、国が運営しているということになりまして。

その国が勝手にメールアドレスを取得して送り付けているということになるんですよね。

これが本物だったら・・・。

そんなことしたら、大炎上してしまうと思いますが(笑)

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② おかしな日本語の文章

あやしいポイントの2点目として、メール本文を見ていきましょう。

メール本文では中々あり得ないような日本語が使われています。

・NHKが提供するものをより多くの画面で楽しむことができます。

・顧客により良いサービスを提供するために、更新が必要です。

・NHK +にアップグレードした後、12か月の手数料免除を提供します。

・以下のURLをクリックし、アップグレード操作を実行します。

これらが実際にメール本文で書かれていた日本語の文章です。

どれも普段使わないような表現であったり、お客に対して使うような言葉遣いではありません。

NHKは国営放送であり、日本語に最も厳しいテレビ局です。

そのNHKがこんなおかしな日本語、または場面としておかしな言葉遣いをするのはあり得ないと思いますね。

そもそもこの文章を作ったのは日本人ではないでしょと思ってしまうくらい。

少なくとも、日本語を普段使っていない人であろうと思うところです。

怪しいポイントの2点目は、こうした日本語がおかしいメール本文ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.登録していないメールアドレスで受信した

2.日本語の使い方がおかしいメール本文

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違う

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね~。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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