Rakuten楽天銀行を名乗る「Rakuten更新のダウンロード」にご注意を

rakuten楽天銀行メール 注意喚起

Rakuten楽天銀行を名乗る不審なメールが出回っています

今回はRakuten楽天銀行を名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「Rakuten更新のダウンロード」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

rakuten楽天銀行メール

転記開始

件名:Rakuten更新のダウンロード

最新のWebページアップグレードアクセスの緊急通知

いつも楽天をご利用いただきありがとうございます、より高品質で効率的なサービスを提供するために

楽天の技術チームはこれからWebサイトシステムの最適化に応じてアップグレードを実施した

Webサイトのアップグレードには、新しい形で多くのユーザーにより一層良いサービスを提供させていただきます
更新のダウンロード(リンク)

ここではダウンロード後、プログラム更新を実行してください

ご不便をおかけして申し訳ございません

パスワードを変更した覚えがない場合は、至急(01)-50-5830-6860までお電話ください。

お知らせ:
· パスワードは誰にも教えないでください。
· 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
· オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。

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どうぞよろしくお願いいたします。
Rakuten
Inc.

転記終了

rakuten楽天銀行メール



怪しいポイント① 楽天のサービスを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私は楽天のサービスを利用していません。

利用していないサービスからこうしてメールが送られてきているんですよね~。

これは中々怪しさ満点。

利用していないのですから、メールが送られてくるいわれがないんですよね。

何の用事だよ・・・ってことで。

営業メールならまだしも、内容を見てみると営業メールではありませんでした。

楽天を利用していないということは、利用登録をしたことがないということ。

利用登録をしたことがないということは、メールアドレスの登録もしたことがありません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているんでしょうか?

これもなかなか気持ち悪い話ですよね~。

教えたことがないものを知っているんですから。

どこで入手した!?って話で。

そもそも教えたことがないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

楽天ほどの大企業がこうした方法でメールアドレスを取得するとは思えませんけどね。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② パスワードを変更した(?)という内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文では、こんな記述がありました。

「パスワードを変更した覚えがない場合は、至急(01)-50-5830-6860までお電話ください。」

これは誰かがパスワードを変更したということを言いたいんでしょうかね?

明確な記述はありませんでしたが・・・。

だとすれば、これはおかしな話。

上でも書きましたが、私は楽天の利用登録をしたことがありません。

故にパスワードが必要になるようなものを使っていませんし、使っていないもののパスワードが変更されるということはあり得ません。

存在しないパスワードは変更できませんからね。

なぜなら変更するパスワードがないからです。

全くおかしなことが書かれている、そんな内容と言えます。

怪しいポイントの2点目は、存在しないパスワードを変更したというあり得ない内容でした。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.存在しないパスワードを変更したというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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