Amazonを名乗る不審なメールを受信
Amazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただこうと思います。
件名は「不正なアクティビティが検知されました」となっています。
こちらは本物ではないと思われますので、ご注意ください!
メール本文
それではどんな内容のメールだったのか、ご覧ください
転記開始
件名:不正なアクティビティが検知されました
平素はAmazon.co.jpをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、お客様のアカウントに極めてリスクの高いデバイスまたは場所からお客様のアカウントに対するログインが複数回試みられ、
安全のためお客様のAmazonアカウントは現在セキュリティシステムによって一時的に停止されています。
- デバイス: Mozilla/5.0 (Linux; Android 9; ANE-LX2J Build/HUAWEIANE-LX2J; wv) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Chrome/83.0.4103.106 Mobile
- IPアドレス: 109.252.84.170
場所: ロシア,モスクワ
問題を解決するために下記より至急パスワードの変更と登録情報の更新を行ってください。
アカウント情報を更新する(リンク)
お知らせ:
- パスワードは誰にも教えないでください。
- 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
発行:アマゾンジャパン合同会社
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
Amazon, Amazon.co.jp, アマゾン、 Amazon Services, Amazon出品サービス、その他Amazonのサービスに係る名称・ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信した
ここからはこのメールが怪しいと思われるポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回受信したメールアドレスは、Amazonに登録していません。
登録をしていないメールアドレスに送られてくること自体、おかしいですよね。
本来であれば、登録しているメールアドレスに送られてくるのが当たり前。
故に、これがまず怪しいと思うとともに、これだけで偽物と判断してもいいくらいですね。
怪しいポイント② Amazonにログインできる
メール本文で、Amazonアカウントを一時停止したとされています。
これを確認するために、ログインしてみればどうなのかわかりますね。
そこで、公式サイトに移動してログインを試みました。
無事ログインできました。
このメールにあるような一時的な停止ということはされていません。
おかしいですね。
怪しいポイント③ リンク先URLがおかしい
このメールの本文には、リンクが貼られています。
リンクが貼られていたので、そのリンク先URLを確認。
すると、Amazonに似せたアドレスとなっていました。
URLというのは、世界に二つと同じものがありません。
故に、コピーすることができないんですよね。
なのでこのURLを確認することで、そのサイトが本物か偽物かがわかるようになっています。
Amazonの公式サイトには、「amazon」という文字列が含まれています。
しかし、今回のメールに添付されていたリンク先URLは「amzaonpor」となっていました。
Amazonではありませんね(笑)
リンクをクリックしない!
この手のメールは、リンク先に誘導し、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
故に、リンクを辿らないことが簡単にできる自己防衛となっています。
不審なメール、身に覚えのないメールにリンクが貼られていた場合、それをクリックしたりタップしたりしないように気を付けておきたいところですね。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
コメント