Amazonを名乗る不審なメールが出回っています
今回はAmazonを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。
件名は「【Amazon】重要なお知らせ」となっていました。
どんなメールだったのか、ご覧ください。
メール本文
それではメール本文です。
転記開始
件名:【Amazon】重要なお知らせ
システムにより、2021/05/22に異常な注文が発生したことが検出されました丶速やかにお使いのアカウントへのアクセスに制限をかけました
[注文番号] 682152-20210522-571
[店舗受付日時] 2021/05/22
下記のコンテンツにアクセスしてお使いのアカウント情報を確認し、制限を解除してください
ご利用確認はこちら
リンク
Amazon.co.jp(リンク)のまたのご利用をお待ちしております。
© 1996-2021, Amazon.com, Inc. or its affiliates
転記終了
怪しいポイント① 登録していないメールアドレスで受信
ここからは、このメールの怪しいポイントを見ていきたいと思います。
まず第一に、今回メールを受信したアドレスは、Amazonに登録していないアドレスです。
おかしいですよね、Amazonに登録していないアドレスにこうしたメールが送られてくるのは。
この間も、登録しているメールアドレスには、本物のAmazonからメールが来ています。
今回受信したメールがAmazonであったと仮定した場合、登録していないメールアドレスに送ってきた理由、アドレスを入手した経緯を説明してほしい所です。
怪しいポイント② アクセス制限を掛けるとなっているが、掛かっていない
怪しいポイントの2点目として、メール本文に目を向けたいと思います。
メールでは「アクセスに制限を掛けました」とされています。
そうなのか、と思いAmazonにログインしてみると、普通にアクセスできました。
はい、メールの言っていることと、実際の事象が一致していません。
これはおかしいですね。
言っているような事実はない、と自分で確認することができてしまいました。
これは怪しい・・・。
怪しいポイント③ メールに記載されている注文番号が確認できない
3つ目もメール本文から。
メール本文には対象となった注文番号が明記されている。
これを本物のAmazonの注文履歴と照合してみました。
すると、注文番号が一致する買い物が1つもありません。
無茶苦茶な注文番号ということがわかりました。
これもまた怪しいポイント。
注文番号が一致していないということは、少なくとも私がAmazonで購入した注文ではないということ。
人違い・・・なんてことは、システム上あり得ないでしょうね。
怪しいポイント④ リンク先URLが本物と違う
怪しいポイントの4つ目として、メールに記載されているリンク先のURLを確認してみました。
サイトのURLというのは、世界に二つと同じものがありません。
これを本物と比較することで、偽物かどうか判断することができるんですよね。
比較てみたところ、本物のAmazonとは違うアドレスになっていることがわかりました。
これでもう・・・怪しさ満点のメールということに。
怪しいポイントまとめ
それでは、今回のメールの怪しいポイントをまとめたいと思います。
1.Amazonに登録していないメールアドレスで受信
2.制限を掛けるとメールに書かれているのに、制限がかかっていない
3.注文番号が記載されているが、Amazonで確認するとメールで指定された注文番号が存在しない
4.URLが本物のAmazonと違う
どれをとっても怪しいなと思うポイントでした。
リンクはクリック(タップ)しない!
こうしたメールは、メール内に貼付したリンク先へ誘導し、そこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。
なので、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができます。
身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!
これを徹底したいものですね。
公式サイトでの注意喚起
Amazon公式サイトでもフィッシングメールの注意喚起が行われています。
併せてご覧いただくと良いかもしれませんm(_ _)m
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